社員さんと面談していると
いろいろと会社の不満が
出てくることがあります。
話を聞いていて「その通りだな!」
と思うこともありますが、
「解決することはないだろうな!」
と思うこともあります。
なぜならば、
自分事としてとらえていないからです。
経営コンサルタントの福島正伸先生は
「問題を他人のせいにしたら、
その問題は100%解決しない」
とおっしゃっています。
その通りだと思います。
人と過去は変えられない。
人を変えられないのだから、
他人事にしてしまったら、
絶対に解決しません。
問題を解決しようと思ったら
自分事にしなければなりません。
でも、
人を変えられないので、
問題を他人事にしている人を
変えることはできません。
自ら気付いて変わってもらう
しかありません。
どうしたら変わるのでしょうか?
実は、他人事から自分事に変える
マジックワードがあります。
それは・・・
「どうなったら、いいんですか?」
他人事になっている時って
自分のことだけ考えている時です。
俺は悪くない・・・
悪いのは会社だ!上司だ!お客様だ!
このように
自分のことだけ考えているうちは、
周りが見えていません。
「どうなったら、いいんですか?」
と質問することで、
自分を含めた客観的な状況を見て
もらうことができます。
自分を含めた客観的な状況を見ることで、
自分にもできることがあることに
気付きます。
このような考え方を
ポジティブアプローチと言います。
この逆の考え方が
ネガティブアプローチです。
ネガティブアプローチは
原因を追究して、
その原因を解決することです。
普通は、
問題解決しようとすると、
問題になっている原因を解決しようと
してしまいがちになります。
今回でいうと、
「他人事になっている人が悪い!」
みたいなことです。
これって、だいたい逆効果です。
人を責めたら、
かたくなに自己防衛をされて、
ますます他人事になります。
こういう時こそ、
ポジティブアプローチです。
問題を問題としないのです。
問題を置いておいて
「どうなったら、いいんですか?」
と本人に聞いてみることです。
そう聞かれると、
矢印が自分ではなく、外にむき出します。
外に向くと、防御反応が弱くなって、
自分を客観視できるように
なると思います。
こんがららった問題って、
誰のせいでもなくて、
そのまま放置してしまった責任が
お互いにあると思います。
その割合をハッキリしたところで、
意味がないと思います。
組織の問題って、ほとんどが
こんな感じだと思います。
だから、私は、
ポジティブアプローチのスタンスで
ことに当たるようにしています。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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