仲良くするってどういうことですか?

先日、研修をしている時に
「仲良くするってどういう
ことですか?」
という質問をもらいました。

 

 

たしかに、
私の資料に
「人はどうして仲良くできないのか?」
と書いています。

 

「仲良く」を辞書で調べると

いがみ合ったり対立することなく、
協力し合って。「仲良し」の連用形。

実用日本語表現辞典より

 

分かるような
分からないような説明ですね!

 

 

私が言いたかったのは、
「対話」できる関係です。

 

「対話」です。

 

「会話」でなく「対話」

 

では、
「会話」と「対話」の違いは
何でしょうか?

 

 

それは、
相手の背景を見ながら会話をする
ということです。

 

「相手の背景」とは、
相手の思考や置かれている事情
です。

 

具体的に言うと、

自分の意見を伝える時に、
なぜそう思うのかという考えや
どういう状況にあるのかという事情も伝え

相手の意見を聴く時に、
相手がなぜそう思うのかという考えや
どういう状況にあるのかという事情
も理解しようとする

コミュニケーションです。

 

簡単にいうと、
お互い、
相手のことを思いやりながら
会話するということです。

 

 

相手のことを思いやるということは
相手を「人」として見ることです。

 

人を「人」して見る

 

これは「箱」の考え方です。

 

「箱」は、
いとちゃんこと、伊藤さんから
教えてもらいました。

 

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心の持ち方は2つあります。

 

1つは、
人を「人」してみる心

 

もう1つは、
人を「モノ」として見る心

 

人を「モノ」として見るというと、
なんか、冷たい感じを受けます。

 

「私は、そんな冷たい人間じゃない!」
と思うかもしれません。

 

しかし、
ここで、「モノ」として見るとは・・・

 

相手を

便利なモノ

邪魔なモノ

取り換えの利くモノ

無関心なモノ

として見ることです。

 

つまり、
自分の欲求を満たすために
人を利用しているのです。

 

 

相手を利用するということは、
「人」ではなく、
「モノ」として見ています。

 

「モノ」として見たら、
相手の気持ちや痛みを
感じられなくなります。

 

私は、これでは
「仲良く」とは言えないと思います。

 

もちろん、
人間ですから、
利用したり、利用されたりは
あると思います。

 

私も無意識に
人を利用してしまっているとき
があります。

 

しかし、そんな時に、
人を「モノ」として見ていることに
気付けるような思いやりの心を
お互いに持てる関係でいたいと
思っています。

 

そして、
そのために必要なことは、
「人」と「人」は違うという
考え方だと思っています。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

 

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