なぜ、話が行き違うのか?

お客様の会社で
会議に参加していると、
社長さんと社員の皆さんの話が
行き違っているなぁ~
と思う時があります。

 

第三者の私なんかから見ると
同じ方向の話をしているはずなのに
なんで、言い争っているんだろう?
みたいな・・・

 

なぜ、話の行き違いが起こるのか?
というと・・・

 

それは・・・

 

時間軸の違いです。

 

時間軸というのは、
今日明日の話をしているのか?
2~3ヶ月先の話をしているのか?
半年後の話をしているのか?
1年後の話をしているのか?
3年後の話をしているのか?
5年後の話をしているのか?
ということです。

 

だから、立場の違う人達と話す時は
この時間軸を揃えて話さないと、
話がかみ合わないということが起きます。

 

では、どうしたら、
その時間軸を揃えることができる
のでしょうか?

 

それはいつの話をしているのか?
を確認することです。

 

特に、効き脳の
D(全体・創造脳)が高いタイプの人は
時間軸が長いだけではなく、
コロコロ変わるので、注意が必要です。

 

だから、
私がお客様の会議に参加する時は、
出席者の効き脳を意識しながら、
それぞれの時間軸に注目しています。

 

そのうえで、
単に社長さんの時間軸に
社員さんを合わせるのではなく

 

社員さんの時間軸に
社長さんも合わせていただくことも
必要だと考えています。

 

なぜなら、
時間軸を合わせないと
みんなで成果を出すことが
できないからです。

 

時間軸が合っていないということが
なぜ、成果につながらないか?
というと・・・

 

それは、時間軸によって、
失敗に対する認識が変わるからです。

 

試行錯誤を繰り返して、
できるようになるので、
失敗をすることなく
成果を上げることはできません。

 

昔から、失敗は成功の元
と言います。

 

長い時間軸で考えれば、
成功するために
失敗は悪いことではありませんが、
短い時間軸で考えると
失敗は避けるべきことになります。

 

そうすると、
長い時間軸を持った社長さんが
失敗していいよ!と言ったところで、
時間軸の短い社員さんには
理解ができません。

 

こんな時は、
いったん、社長さんに、
短い時間軸の社員さんの
失敗に対する考え方を理解して
もらうようにしています。

 

それが分かると、
社員さんへの伝え方が変わると
思うのです。

 

正しい間違っているで話している限り
お互いの時間軸は合いません。

 

時間軸が合わないと、
組織の時間軸は短い方によっていきます。

 

つまり、失敗を恐れて
チャレンジしないということが起きます。

 

失敗しないので
成功もないということになります。

 

これを解決するには、
時間軸を意識した対話が必要です。

 

失敗すれば、
目の前は厳しい現実がありますが、
長い時間軸で考えれば、
それが転機になることもあるのです。

 

結局は、どこをゴールにするか?によって、
失敗の意味は変わるのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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