経営者と社長は違う?

先日、社員面談をしていたら、
ある社員さんがこんなことを
言っていました。

 

「うちの社長は
社長じゃない!経営者だ!」

 

なるほど、面白い切り口だと
思いました。

 

 

「経営者」と「社長」は
どう違うのでしょうか?

 

明確な定義があるわけではなく
イメージでしかありませんが、

「経営者」は、
会社を運営する者ですから、
意思決定だけして、
日々の業務に関わらない・・・

それに対し、

「社長」は、
社員を代表する者として
日々の業務を社員と一緒に行う・・・

こんなイメージでしょうか?

 

本来、トップとして
一番大事な仕事は意思決定です。

 

そのため、一般的には、
「社長を卒業して経営者になれ!」
などと言われます。

 

つまり、
「現場の仕事は社員に任せて、
経営に専念しなさい!」
ということだと思います。

 

しかし、ほとんどの中小企業は、
社長が社員に仕事を任せきれずに
経営者になれません。

 

 

そういう意味では、
その社員さんが言う
「うちの社長は
社長じゃない!経営者だ!」
という言葉は、
褒め言葉と考えても良いのかも
しれません。

 

しかし、話を聴いていると、
その社員さんが言いたかったのは、
社長が「現場」のことを分かってくれない
という不満でした。

 

社員に不満がたまると、
経営者がいくら適切な意思決定をしても
肝心な社員がその意思決定に従わない
ということが起こります。

 

つまり、
「経営者」になればよい!
という話ではないし、
「社長」でいたらダメだ!
という話でもないと思うのです。

 

大事なことは・・・

日々の忙しさに振り回されることなく
適切な判断ができる状態でいること

そして、

現場を理解し、現場の社員の気持ちを
掴み、社員が動いてくれること

だと思います。

 

 

組織を運営していく上で、
大事だと思うのは、
「人は正論では動かない」
ということだと思います。

 

「実行力」というのは、
そういう部分も含まれるのだと
思います。

 

つまり、単にものごとを動かす
ということではなく、
決めたことを徹底してやるとか、
困難なことをやり遂げるという
ようなことって、
結局は、「人」なんだと思います。

 

あの「人」に言われるなら仕方がない
と思わせるものがないと、
組織をまとめられないのだと思います。

 

それは、何か?というと、
お客様や取引先や社員への
社長の態度や発言だったり、
言っていることとやっていることの
一貫性だったりすると思うのです。

 

そうなると、
「社長の『人間性』が大事だ!」
という話になるのだと思います。

 

で、実は、この考えた方を真っ向から
否定するのが、「識学」という理論だ
と思うのです。

 

 

ちゃんと学んでいないので、
何とも言えないのですが、
少なくとも「社長の人間性」と
社員が指示されたことをやるやらないは
関係がないという立場じゃないか
と思うのです。
(違っていたらごめんなさい!)

 

この「識学」を会社に導入することで、
劇的に会社が成長している事例もあり、
結果が出ている以上、そこに真実がある
のだと思います。

 

で・・・
この「識学」に興味が沸いてきたのです。

 

そこで、今回、特別に
個別企業へのコンサルティングの内容を
講義形式で学ぶことができるように
していただきました。

 

本来は7月18日、19日で予定をしていたのですが、
台風の関係で順延しました。

 

そのため、参加できない方が出てしまい、
追加で7名の方を募集することになりました。

 

識学にご興味のある方は、コチラをご覧ください。

識学のセミナーを主催します。

 

コンサルタントだけでなく、経営者の方も
いらっしゃいます。

 

ともに学べる会になればと思います。

 

お会いできることを楽しみにしています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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