プロレス技は素人にはかからない

昨日、広島で仕事を終え、
所属している
日本キャッシュフローコーチ協会の
広島の地域勉強会に参加してきました。

 

講師は、
大阪のキャッシュフローコーチ
あべき 光司(あべきこうじ)さんです。

https://www.office-emp.com/

 

税理士さんではありますが、
私にとっては、
コーチングのプロという
イメージが強いです。

 

毎日メルマガを書かれていて
私も読んでいるのですが、
コーチとして
言葉を大切にしている印象を
受けるからです。

 

あべきさんのメルマガ「税理士のトリセツ」

https://www.office-emp.com/mail_magazine

 

昨日の勉強会のテーマは、
すばり!「コーチング」でした。

 

あべきさんが
言っていたことで印象に残ったのは、
「型にとらわれていないか?」
ということでした。

 

 

私のコーチングは、
GROWモデルという型を
使っています。

 

①Goal(目標の明確化)
まず、ゴール設定です。
どうなりたいのか?理想の状態を明確にします。

②Reality(現状の明確化)
現状の問題や過去の経緯を明確にします。
現状分析することで目標とのギャップを確認します。

③Resource(資源の発見)
目標達成に役立つ資源を整理します。
人なのか?時間なのか?スキルなのか?

④Options(選択肢の創造)
目標達成のため打ち手を考えます。
アイデアを引き出します。

⑤Will (意思の確認)
行動を決定し、
行動の優先順位を決める。

 

私がやる実際のコーチングでは、
②Reality(現状の明確化)と
①Goal(目標の明確化)を
入れ替えてお話をお聞きします。

 

これはこれで効果的だと思います。

 

非常にシンプルで、
今、どこの話をしているのか?
意識することで、
⑤Will (意思の確認)まで導けます。

 

私のHPで公開している
社員が辞めない「面談シート」
GROWモデルで作っています。

http://robotjinji.com/2018/07/07/post-639/

 

私がコーチングで大事にしているのは、
自分で決めるということです。

 

だから、相手の方を
コントロールもしたくなし、
やらされ感を感じてもらいたくない
と思っています。

 

しかし、昨日、あべきさんが
「型にとらわれていないか?」
言っているのを聴いて、
「型があること自体、押しつけではないか?」
という気がしてきました。

 

なるほど・・・

 

わかる気がしました。

 

 

コーチングを受ける相手の方は
GROWモデルを知りません。

 

私は、どこの話をしているのか?
は分かりますが、
相手の方は、話の流れがどこに行くのか?
分かっていません。

 

GROWモデルがうまく機能するのは、
相手もどこの話をしているのか?
分かっている場合だと思います。

 

つまり、
質問の意図が分かっているので、
その意図に合わせた答えをすることで、
この形が機能するということです。

 

これって、
プロレス技と一緒ではないか?
と思うのです。

 

最近、プロレスを見ていなくて
例えが古くて申し訳ないのですが、
ジャイアント馬場の十六文キックは
よけようと思えば、よけられるわけです。
(くらったことがないので、分かりませんが・・・)

(あらためて見ると結構足上がってますね!(笑))

 

コーチングを受ける相手の方が、
こちら側の質問の意図を感じて、
答えているとしたら、
それはまさに、
十六文キックになっている訳です。

 

昨日のあべきさんのお話を聴いて、
自分のコーチングが、
コントロール感とか
やらされ感につながっていないか?
という気付きをもらいました。

 

 

だから、GROWモデルがダメ
という訳ではありません。

 

型がなければ上達しないと思います。

 

これって、
守・破・離の問題だと思います。

 

結局、人は、やりながらでしか、
出来るようになりません。

 

だから、まずは、
やりやすいところ(型)から
始めるというのが良いのではないか?
と思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます!

 

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