聞いているようで聞いていない

昨日と同じ話ですが、
切り口を変えてお話したいと
思います。

 

新型ロケット「H3」が
発射できなかったトラブルが
失敗であったか?なかったか?

 

宇宙航空研究開発機構(JAXA)
と共同通信社とのやりとりが
非常に興味深いのです。

 

JAXAのYouTubeを
是非、見ていただきたいです!

 

H3ロケット試験機1号機に関する記者会見
「中止と失敗について」

 

JAXAの岡田さんが、
すごく柔軟な対応をしていて

 

どのような解釈をされるのかは、
受け止めた方、受け止められ方は
もちろんあると思いますので、
そうではないですとは
言い難いですけれども…

 

こんな感じで、
相手の記者が言わんとすることを
理解しようとしています。

 

それに対して記者は、
とにかく、失敗だったんだ!
と一方的に自分の主張を押し通そう
としています。

 

さて、この記者は、
インタビューしている相手の話を
きいているでしょうか?

 

実は、きくには3つあります。

 

1.耳で聞く
音声で耳に入ってくる状態
頭の中では別のことを考えている

 

何か別のことをしながら
相手の話を聞いている状態です。

 

なんか言っているなぁ~
という感じです。

 

2.口で訊く
話の事柄に焦点を当てている状態
自分が次に何を言うか考えている

 

話は聞いていますが、
次に何を言い返そうか?
と考えながら聞いている状態です。

 

相手の話よりも、
自分が言いたいことを
相手に押し付けている感じです。

 

3.心で聴く
相手の心に焦点を当てている状態
相手の気持ちを考えている

 

相手が何を言ったのか?
感じようと思いながら聞いている
状態です。

 

自分の評価を手放して、
相手の話をありのまま聴こう
という感じです。

 

では、共同通信社の記者さんは、
3つのうち、どの「きき方」を
しているでしょうか?

 

2の「訊く」だと思います。

 

自分の言いたいことを
相手に認めせようと必死です。

 

今回でいうと、
「失敗でした!」と言わせようと
しているのが伝わってきます。

 

つまり、相手が言おうとすることを
聴いていないのです。

 

これが、素人が聴いていないのなら
仕方ないと思います。

 

しかし、記者は、
人な話を聴いて記事にするプロです。

 

プロでさえ、こんな感じですから、
一般の人はもっと難しいと思うのです。

 

実際のところ、
人って、聴いているようで
聴けていないのです。

 

これでは、相手のことを
誤解して当然です。

 

私の経験上、話を聴けない人ほど
怒りやすいです。

 

当然です。

 

相手のことを誤解している
のですから…

 

こんなんはおかしい!

 

それは違う!

 

こんな風に相手を否定するのですが、
誤解しているのだから、
間違っているのは、あなたです!

 

こうなるわけです。

 

申し訳ないですが、
そこからは知性を感じません。

 

では、なぜ、こうなるのでしょうか?

 

う~ん

 

少し長くなったので、
この続きは明日のブログに
書こうと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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