「弱み」は放置してもよいのか?

先日、
チームビルディングの研修を
している時に、
こんな質問がありました。

 

「『強み』を活かそう!」
とおっしゃいますが、
『弱み』は何もしなくても
いいんですか??

 

いい質問です。

 

 

きれいごとばかり言っていても
仕方がありません。

 

質問に答えなければなりません。

 

何度かご紹介している
チームビルディング的苦手克服方法は・・・

①少しでもよくする
ただ、ただ、ひたすら頑張る!

②サポートシステムをつくる
やり方を考える、工夫する
(メモを取る、ITを使う、時間的余裕)

③才能の力で弱みに打ち勝つ
別の部分でカバーする
(論理、正確性、愛嬌、奇抜さ)

④パートナーを見つける
仲間にカバーしてもらう

⑤とにかくあきらめる

この5つです。

 

⑤の「あきらめる」は、
なんでもかんでも、あきらめていたら、
何も残らなくなります。

 

何も残らなくなると、
周りから必要とされなくなるので、
他に周りに貢献できるものがない限り
あきらめてはいけません。

 

 

④の「パートナーを見つける」は、
有効な方法ですが、
他人に代わってもらえることと
もらえないことがあります。

 

例えば、会話は人に代わって
お願いすることはできません。

 

最低限、自分で伝えなければ
なりません。

 

また、
他人にお願いできることであっても、
常にお願いできる人がいるわけでも
ありません。

 

特に中小企業の場合で、
人数が少ない場合に、
それぞれの「弱み」を補え合える
メンバーがそろっていることは
まずありません。

 

苦手なことでも、やらなければ、
いけない時があります。

 

そう考えると、苦手なことを
克服しなければなりません。

 

 

そうだとすると・・・

 

①少しでもよくする
ただ、ただ、ひたすら頑張る!

②サポートシステムをつくる
やり方を考える、工夫する
(メモを取る、ITを使う、時間的余裕)

③才能の力で弱みに打ち勝つ
別の部分でカバーする
(論理、正確性、愛嬌、奇抜さ)

で苦手を克服することになります。

 

ただ、その時に、
心がけて欲しいことがあります。

 

それは、

『できない自分にガッカリしない』

ということです。

 

『弱み』は、今まで生きてきた年数だけ、
時間をかけて、蓄積されたものです。

 

そんな簡単に克服できるものでは
ありません。

 

だから、
時間がかかるものだと覚悟を決めて、
上手く行かないことがあっても、
あきらめないことが大事です。

 

努力は、必ず、成果を生み出します。

 

そのように言うと、
努力と成果は正比例するイメージを
持つかもしれません・・・

 

 

頑張れば頑張るほど、
成果が上がる・・・

 

しかし、ほとんどの場合、
成果は遅れてやってきます。

 

私のマーケティングの先生
神馬さんは、
これを「オクレの法則」と
呼んでいます。

 

 

だから、
あきらめないことが大切です。

 

あきらめない先に成果があるのです。

 

結局、最後は、
精神論になってしまうのですが、
できるようになりたい!という想いを
どれだけ持っているか?
だと思います。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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