3つの『零』

先日、ブログにも書きましたが、
ブログの師匠の年1回のイベント
『リボーンアワード』
に出場することになりました。

 

『リボーンアワード』とは
裕治郎さんの塾生
全国2000人の中から毎年5名が出場し、
全国から集まる経営者の皆さんや
ゲストの皆さんの前で
自分の人生のプレゼンを行う
というものです。

 

リボーンの特設サイトも出来ました!
https://tai-gee.com/reborn/2018/sp/

 

 

今回の出場メンバーのブログは・・・

大津みかさん  https://ameblo.jp/daijoub0723/

柿木有紀さん  https://ameblo.jp/snodromama/

神咲英稔さん  http://hidetoshikanzaki.com/

小林美菜子さん  https://ameblo.jp/mina375s-t-h

 

本番の12月5日に向けて、
何度か、練習する機会があります。

 

練習と言っても、
プレゼンターは全国にいるので、
ZOOMを使ってのWEB上での
練習会です。

 

実は、昨日がその1回目

 

それぞれのメンバーに対して、
事前に裕治郎さんに
ヒヤリングいただいたストーリーを
ベースにさらに鋭いツッコミが
入ります。

 

今回のリボーンアワードのテーマは
『零(ゼロ)』

 

どうして、私が選ばれたんだろう・・・

 

そう考えると、
確かに分かるような気がします。

 

いつも『零』に戻るんです。

 

大学を卒業し、
建設会社に入りました。

 

札幌支店で上司や先輩に可愛がられ、
本当に楽しい4年半でした。

 

その後、
長野支店に転勤になりました。

 

そこで、
祖父の会社に勤める母から
祖父の会社に来て欲しいと言われ、
建設会社を辞めました。

 

ここが1度目の『零』

 

祖父の会社は、
ゴルフ場とホテルと温泉館を
経営していました。

 

私は、ホテルと温泉館を担当しました。

 

今までは建設会社でしたから、
まったく畑の違う仕事です。

 

しかし、
経営者の息子ですから、
皆さんにチヤホヤされながら、
それはそれは幸せな『零』でした。

 

仕事も慣れてきて、
結婚もして、子ども生まれ、
公私ともに順調でした。

 

しかし、この辺から
歯車が狂い始めます。

 

経営の勉強をして、
赤字だった温泉館を黒字化して、
成果が出始めると、
会社の業績が悪いのは、
祖父の放漫経営にあることが
分かってきました。

 

まさに、
「怠惰」「ごう慢」「自堕落」「無知」
を絵にかいたような経営者でした。

 

四大疾病に罹った祖父に
身を引いてもらうと考えるように
なります。

 

そのためには「結果」です。

 

とにかく「結果」を出そうと
躍起になって働きました。

 

朝5時に起きて、
従業員のトイレ掃除をして、
早番の社員と一緒に
温泉の入れ替え

朝食のご案内
お客様のお見送り

温泉館のオープンのご挨拶
団体客のお出迎え

温泉館のお昼のステージ挨拶
団体客への食事出し

宴会の営業・打ち合わせ
スタッフのシフト組
夜の宴会の準備

チェックインのお迎え
夜の宴会のお迎え

夜の宴会の片付け
翌日の団体の宴会の準備

仕事が終わるのが23時

 

一人三役の大活躍です。

 

スタッフからの絶大な信頼が
ありました。

 

お客様からも孫のように
可愛がられました。

 

しかし、祖父だけは
認めてくれませんでした。

 

私がやればやるほど、
祖父への不信感が膨らんで
いきます。

 

そして、
とうとう、爆発する日が来ます。

 

「会社を辞めさせてもらいます。」

 

ここで、2度目の『零』

 

2度目の『零』はきつかったです。

 

結婚もして、子供も1人いました。

 

人生初めての「無職」を経験しました。

 

あてになるのは、妻の失業保険・・・

 

預金通帳が減っていく恐怖・・・

 

世の中から必要とされていない感じが
ヒシヒシと感じられます。

 

いつまでも無職ではいられないので、
就職しようにも働き口がありません。

 

そこで「資格」を取ろうと決意します。

 

それが「社会保険労務士」でした。

 

無職だったこともあって、
8カ月で合格!

 

合格から4ヶ月後には、
自分の事務所を自宅で開設しました。

 

しかし、6ヶ月間は売上『零』

 

しかたなく、バイトをしながら、
社会保険労務士をやっていました。

 

どっちが本業か?
分からないぐらいバイトをしていました。

 

そんなことを続けている中で、
社会保険労務士の師匠に出会います。

 

合同事務所という形で
同じ場所で社会保険労務士をやりました。

 

そこで学ばせてもらって、14年・・・

 

順調に売上は上がっていきました。

 

しかし、
お客様が増えれば増えるほど

 

給与計算をやったら、
間違える・・・

 

預かった書類はなくす・・・

 

依頼された仕事は忘れる・・・

 

もう社会保険労務士でいることに
限界を感じました。

 

そこで、すでにコンサルタントして
仕事をしていたこともあって、
コンサルタントだけで
やっていくことを決意して
独立をしました。

 

それが、2年弱前のことです。

 

ここで3回目の『零』です。

 

なんで、こんなにも『零』に
なるのだろう?

 

この話をある方に話した時に
「破壊願望があるんですね!」
と言われました。

 

ハカイガンボウ(破壊願望)?

 

自覚がないだけに戸惑いました。

 

でも、分かる気がします。

 

自分の力を「証明したい」のです。

 

御曹司として恵まれた環境に
あったと思います。

 

だから、比較的、
何でもできてしまいます。

 

でも、それが
自分の力によるものなのか?
与えられた力によるものなのか?
自分では分からないのです。

 

そんなときに、
今までのものを捨てて、
ゼロからチャレンジをして
ひとりの力で出来ることを
証明したくなる・・・

 

だから、
『零』からチャレンジしたくなる

 

たぶん、これが
「破壊願望」の正体です。

 

しかし、
リセットして、
ゼロからやろうとしても
結局、今の自分は過去の蓄積であり、
それは私一人の力ではないのです。

 

例えば、
経営者の方と一緒に飲みに行った時に
誰にどこに座ってもらうのか?
どういうものを注文したほうがよいのか?
カラオケで何を歌えばよいのか?
祖父に鍛えられていたので、
経営者の方に好感を持っていただける
立ち振る舞いができるようになったのは、
確かです。

 

結局、どんなに祖父を否定しても、
自分の体の中には祖父の血が
流れているのです。

 

祖父が亡くなって11年

 

この事実を受け入れることが
できているような・・・
できていないような・・・

 

今回のリボーンアワードが
その決着をつける機会になるのだ
と思います。

 

本当は、裕治郎さんから指摘された
ことがもう1つあるのですが、
それはまたの機会にしたいと思います。

 

今日は、独り言のような
ブログになってしました。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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皆さんにお会いできることを
楽しみにしています。

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