嘘つきはU理論の始まり

1月7日に掲載された
宝島社の全面広告

 

敵は、嘘。

 

いろんな人がいろいろな嘘をついている。
子供の頃から「嘘をつくな」と言われてきたのに嘘をついている。
陰謀も隠蔽も改ざんも粉飾も、つまりは嘘。
世界中にこれほど嘘が蔓延した時代があっただろうか。
いい年した大人が嘘をつき、謝罪して、居直って恥ずかしくないのか。
この負の連鎖はきっと私たちをとんでもない場所へ連れてゆく。
嘘に慣れるな、嘘を止めろ、今年、嘘をやっつけろ。

 

考えさせられるコピーです。

 

嘘はつかないほうが
よいに決まっています。

 

でも、嘘をつきたくなる衝動から
逃れることは難しい・・・

 

なぜ、嘘をつくのか?

 

失いたくないものがあるからです。

 

知られたら、「失うもの」があるから、
嘘をつく・・・

 

では、嘘をつくことで、
その「失うもの」を守れるのか?

 

守れるかもしれません。

 

嘘を信じてくれる人が
いるかもしれません。

 

しかし、1つだけ
確実に守れないものがあります。

 

それは「自信」です。

 

自信は自分を信じることです。

 

嘘をついても、
人は信じてくれるかもしれません。

 

しかし、
嘘をついている自分を
信じることはできません。

 

自分が嘘をついていることを
自分は知っているから・・・

 

「自信」を失った人はどうするのか?

 

自分はダメだと落ち込む・・・

 

しかし、落ち込んでばかりいたら
生きていけないので、
人と比べることで、
自分は大丈夫だと安心しようとする。

 

しかし、常に
自分が安心できる相手ばかり
ではないので
相手を陥れて自分が上に行くか、
自分を大きく見せて相手を下げるか・・・

 

そして、最も恐ろしいのは、
自分が嘘をつきすぎて、
何が本当のことなのか?
分からなくなる・・・

 

何が本当か分からないので、
とにかく、自分を作ることに
夢中になる・・・

 

人は夢中になると、
周りが見えなくなる・・・

 

そうなると、周りのことが
感じられなくなります。

 

相手の気持ちが
完全に分からなくなります。

 

相手と自分が切り離されます。

 

自分が作り出した問題なのに
もう自分の問題ではなくなっています。

 

そうなると、もはや、
相手が悪いとしか思えなくなります。

 

そして、
今の状態が自分が作り出したこと
さえも忘れてしまいます。

 

相手を倒す以外に
解決の方法がなくなります。

 

ここまできたら、
もはや、相手にいなくなって
もらうしかありません。

 

残る道は『破壊』

 

これが、U理論の上側のストーリーです。

 

 

「観ない」

「感知しない」

「不在化・傲慢」

「自己欺瞞」

「棄てる」

「破壊」

 

嘘をついても、
「不在化・傲慢」の前ぐらいで
引き返せれば良いのですが、
「不在化・傲慢」を過ぎてしまうと
戻れなくなります。

 

つまり、
相手が観えなくなると危険です。

 

人間関係の中で、
相手がU理論の上に
行ってしまう時があります。

 

この時に大事なことは、
相手が上に行っても、
自分は上に行かないことです。

 

自分が上に行った瞬間に
相手が観えなくなります。

 

お互いが「破壊」に向かったら
おしまいです。

 

「破壊」を回避するためには、
「ダウンローディング」の状態で、
相手が戻って来ることを待つしか
ありません。

 

結局、「嘘」をついている相手には
何もしてあげられることはなくて、
こちら側が一貫性をもって、
動じないことが一番です。

 

動かなければ、
相手がどのように動いているのか?
を観ることができます。

 

観ているうちは、
上に行くことはありません。

 

相手を観るのは、
相手のためではありません。

 

自分が上に行かないように、
自分をコントロールするためです。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます!

 

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