阪神・淡路大震災から24年
ネットには様々な記事が
アップされていました。
中には初めて知ること
もありました。
これはその中の1つ。
『トリアージ』
トリアージとは、
患者の重症度に基づいて、
治療の優先度を決定して選別を行うこと。
命の選別です。
災害時に大量に負傷者が出た時に
医療従事者や施設に限界があるため
助けられる命と助けられない命を
見極めなければなりません。
患者は症状によって色分けされます。
呼吸と心臓が止まっている患者は黒、
治療はされません。
重症度が高い順に赤と黄色。
治療が優先されます。
軽傷の場合は緑の札が
付けられます。
阪神・淡路大震災直後の
県立淡路病院では、
日本で初めて
治療の優先順位をつけるための
トリアージが行われました。
その時の映像と
それに従事した医師の話です。
阪神・淡路大震災の時に
3年目だった医師・水谷和郎さんは、
今、災害医療を知ってもらう活動を
しています。
命を救う仕事をしている医師が
治療をやめなければならない。
「やめられなかった」と言います。
災害という状況になったら、
命の選別をせざるを得ません。
治療を続けるのか?
治療をやめて、
次の人を治療するのか?
その時に、
個々にその判断をすることが
できる人とできない人がいると
思うのです。
その時に、
「人」に頼らなくても、
「しくみ」によって
マネジメントできるように
することが必要なのだと思います。
いつも、ブログに
組織の成果は
「人」×「しくみ」×「関係性」
ということを書いています。
その時に
「人」の強みを活かしましょう!とか、
もっと「関係性」を高めましょう!とか、
どちらかというと、
「人」と「関係性」に重きを置いて、
書いていることが多いように思います。
しかし、今回、
「トリアージ」を知って、
「人」の負担を減らすという意味で
「しくみ」が重要なんだと思いました。
特に、私はB(計画脳)が低いので、
「しくみ」が苦手だったりします。
しかし、組織を機能させるには
「しくみ」が大事だな!
と、あらためて、思いました。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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