アイドルグループでいることの限界

昨日、
NHKの7時のニュースを見ていたら、
『嵐』の活動休止が流れてきました。

 

休止をする経緯は、
リーダーの大野さんが
「一度何事にも縛られず、
自由な生活をしてみたい」
ということだそうです。

 

ということは、
今が自由ではないという
ことなんですね!

 

『嵐』というアイドルグループ
である限り、
『嵐』として求められるものがあり
自分がやりたいことが
できないということだと思います。

 

やりたいことをやりながら
『嵐』でいられなかったのでしょうか?

 

SMAPの時も、TOKIOの時も、
関ジャニの時も
同じことを感じたのですが、
アイドルグループは、グループであって、
チームではないのでしょうか?

 

そもそも、
「グループ」と「チーム」の違いって
何でしょうか?

 

「グループ」は、集団、仲間という
意味であるのに対して

「チーム」は、共通の目的のために
協力するグループのことです。

 

つまり、
「チーム」になるためには、
共通の目的のために協力すること
が必要です。

 

サッカーチームも野球チームも
勝つという目的をもって
協力しているから
「チーム」です!

 

「チーム」になれないということは
共通の目的がないということです。

 

『嵐』としての目的

 

ここでは、
「ビジョン」と言ったほうが
よいのかもしれません。

 

『嵐』としての「ビジョン」

 

最初はあったのだと思います。

 

最初から「売れる」
ということはないでしょうから、
「売れる」という共通のビジョンを
描くと思います。

 

そして、売れれば売れるなりに
もっと「こうしたい」というものが
出てくると思います。

 

それが、
紅白の司会をするようになり、
オリンピックのメインタレントとなり
芸能界の頂点に立ってしまうと・・・

 

ここから先のビジョンが
描けなくなったのだと思います。

 

ここが、
アイドルグループの
限界なのでしょうか?

 

『嵐』には、ここから先のビジョンを
描いて欲しかったような気がします。

 

結局、『嵐』のビジョンを決めるのが、
本人たちではなく会社だからなのでしょうか?

 

こうなる前に、会社は、
『嵐』のビジョンを本人たちに決めさせる
べきだったのだと思います。

 

でも、難しいでしょうね!

 

アイドルグループとしての
ビジネスモデルがあって、
広告やコンサートやTV番組など
そこにはめ込まれている訳です。

 

そこから外れて、
自由なことをしたところで、
アイドルグループとしての価値が
なくなりますから、
自由になることが、
アイドルグループの死を意味します。

 

自分のやりたいことと
アイドルグループとして
求められていることがつながらないと
アイドルグループでいるためには、
個人が犠牲にならないといけません。

 

アイドルグループでない『嵐』を
つくることができれば、
『嵐』でいられたのだと思います。

 

だけど、
それだと意味がないのでしょうね!

 

アイドルグループは
アイドルグループでしかない。

 

そうなると、
活動休止になるのでしょうね!

 

常に「ビジョン」を描き続けることが
組織として生き残るのに
必要なことだと思います。

 

会社には活動停止はありません。

 

会社として生き残るためには、
「ビジョン」が大事ですね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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