どうして思い切った決断ができないのか?

前回のブログで、
種苗法改正案について書きました。

 

簡単にいうと、
種の著作権を守るという話です。

 

何年もかけて開発した種の著作権が
みすみす海外に流れているのを
止めるために管理を強化すべき
という意見があります。

 

それに対し、
種の著作権を管理しようとすると
国内の農家が気軽に種を利用できない!
栽培する農家の管理の負担が増える!
という意見があります。

 

どちらの主張も一理あります。

 

それぞれの立場に立てば、
どちらも正しいのだと思います。

 

で、今回、国会では、
どちらの意見もまとめられずに
種苗法改正案が継続審議になりました。

 

そうしたところ、
前回のブログを読んだ方から

自社で消滅の危機に瀕した農作物を
救ったことを海外のNPOから評価され
商標登録をして守り切った

というお話をお聞きしました。

 

日本国政府が評価すべきものを
海外のNPOが評価するなんて、
なんとも情けない話だと思いました。

 

政府は何もしないので、
民間企業が自腹を切って
日本在来の種苗を守っています。

 

日本の農業を守るべき政府が
在来種を守るという決断ができない。

 

どうして、決断できないのでしょうか?

 

結局「ビジョン」がないのです。

 

日本の農業を守る!という
「ビジョン」がないのです。

 

何が適切で、何が適切でないかは、
目的によって変わります。

 

それぞれの立場から、
賛成、反対はあると思います。

 

しかし、
「日本の農業を守る!」という
「ビジョン」に反対する人はいません。

 

であれば、
種苗法改正案に反対している人たちと
対話の中から解決策を見出すことが
できるとと思います。

 

決断をするということは、
何かを捨てて、
別の何かを手に入れることです。

 

何かを捨てないと、
欲しいものは手に入りません。

 

決断をしないと、
「ビジョン」は達成できません。

 

結局、政治家は選挙のことを考えて
判断しているから決められないのだと思います。

 

自分が正しいと思ったら、
選挙で落選しようが、
正しいと思ったことをすればいいんです。

 

自分のことを顧みず
正しいと信じることをするから、
その人について行こうと思うのです。

 

決断をしないと失敗はありませんが、
リーダーにはなれません!

 

決断しないリーダーはリーダーではない!

 

・・・なんて、言うのは簡単です。

 

失敗したら全てを失うなんて思ったら
決断は簡単にはできません。

 

いくら「ビジョン」を掲げていても
実際に決断をするには
常に恐怖や不安がときまといます。

 

「ビジョン」に誠実に生きるのは大変です。

 

だから、
「ミッション」が必要なんだと思います。

 

「ミッション」=「使命」

 

命を使うことです。

 

どうして、
自分がこんなつらい思いをしてまで
やろうとしているのか?

 

「ミッション」がなければ、
「ビジョン」を掲げ続けること
はできません。

 

「誰に何と言われてもやる!」
という気持ちがあるからこそ、
思い切った決断ができるのです。

 

「ビジョン」を支えるのは
「ミッション」です。

 

ロボット人事研究所の「ビジョン」は
仕事を面白く!毎日を面白く!

 

ロボット人事研究所の「ミッション」は
自分の人生を生きる

 

私も「ミッション」を胸に
「ビジョン」の実現に命をかけていきます。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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