ここのところ、
仕事が行き詰っていたので、
気分転換にと思って、
映画を観に行きました!
「七つの会議」
結局、組織に関する映画で
気分転換できないじゃん!
と言われそうですが・・・
池井戸潤さんの原作ですから、
結末はだいたい分かるので
安心して観られる分、
楽しんでみることができました。
野村萬斎さんの声と
香川照之さんの顔芸だけでも、
観る価値あり!の映画です。
ネタバレはしたくないので、
解説程度にあらすじだけ紹介すると・・・
野村萬斎さん演じる
中堅メーカーの
万年係長の八角民夫は、
いわゆる「ぐうたら社員」この八角係長にかかわった人間が
次々に人事異動で飛ばされていく・・・八角係長は何を知っているのか?
八角係長のあらたな上司となった
原島課長が探りを入れていく中で、
想像を絶する秘密と闇が暴かれていく・・・
そんな話が展開していく中で、
ある登場人物がこんなセリフ
を言います。
「組織に背く事が
これ程にまで怖い事なのか?」
そうなんだと思います。
社長さんが
「いい会社にしたいから、
みんな、思ったことを言えばいい!」
みたいなことを言います。
しかし、言えません・・・
言いたいことを言ったために
関係が悪くなったり、
遠ざけられているのを
目の当たりにしていますから・・・
社長さんも人間です。
言われたくないことを
言われれば、
感情的になります。
感情的になれば、
それは相手に伝わります。
相手に伝われば、
言いたいことを言える雰囲気では
なくなります。
社長さんが言っていることの
一貫性がなくなります。
だから、
「言いたいことを言う」って、
危険なんです。
しかし、そこを乗り越えないと、
「心理的安全性」が高い組織には
なりません。
では、どうすれば、
「心理的安全性」の高い組織に
なることができるのか?
というと・・・
「みんな、悪くない」
というところから始めることです。
人それぞれに
人それぞれの「正義」があります。
自分が100%正しいと思っているように
相手も同じように思っています。
まずは、
相手の「正義」を知ることです。
相手の考えていることを
知ることです。
これが「対話」です。
「対話」を通じて、
お互いの共通していることろを
探そうとすることです。
探そうとしている限り、
「安全性」が保たれます。
探した結果、
重なるところがないのであれば、
その時は、
自分の「正義」を貫かなければ
ならなくなるかもしれません。
しかし、時は動いています。
この先、重なるところが
生まれるかもしれない・・・
どこまで待てるのか?
結局のところ、
「相手を信用できるのか?」
ということだと思います。
だからこそ、
相対する人に対しても
誠実でないといけないのだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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