勝てるチームと負けるチームの違い

チームビルディングを
学んでいる仲間に
サッカーコーチのコーチを
している人がいます。

 

その方と一緒に飲んでいる時に
面白い話を聞きました。

 

勝てないチームは、
最初、リードしていても、
いつも、最後の最後で守りが崩れて
逆転されて負ける・・・

というのです。

 

それがいつもだというのです。

 

では、
勝てるチームはどうか?
というと・・・

 

いつも
最後まで守りが崩れない
のだと言います。

 

この「いつも」というのが
面白いと思いました。

 

勝てるチームと
勝てないチームの違いは何か?
聞いてみました。

 

すると・・・

 

勝てるチームは、
最初からケンカをしている
のだそうです。

 

最初からケンカをしているので
最後はまとまるのだそうです。

 

なるほど、
なんかわかる気がします。

 

私が前に所属していた会社は
普段はバチバチしていましたが、
トラブルの時は、
半端ないほど結束しました。

 

普段から言いたいことを
言っていただけに
いざとなればまとまりました。

 

今、思い出しても
仲が良かったのか?
仲が悪かったのか?
よくわかりません・・・

 

でも、
メカニズムは分かった気がします。

 

組織として機能するためには
相手が何を考えているのか?
を知っておく必要があります。

 

相手が何を考えているのか?
を理解するためには、
普段から妥協することなく
自分の思ったことを相手に伝える
必要があります。

 

言いたいことを言っていると
小競り合いが起きます。

 

言い合いが絶えません。

 

しかし、
そうすることで、
言いたいことを言える
関係性が出来上がっています。

 

そうすると、
トラブルになった時に
いつも通り、言いたいことが言えます。

 

そこに躊躇も
気遣いもありません。

 

自然に言うことも言えるし、
言われたことも聞くことができます。

 

その結果、お互いに、
気づけなかったことに気づき、
軌道修正して、
成果を上げることができます。

 

これが、普段から、
当たり障りのないよいに
言いたいことを言っていないと、
いざ、言いたいことがあっても
言うことができません。

 

その結果、
お互いに、気づいていても
軌道修正できずに
成果を上げることができません。

 

これはタックマンモデルの話です。

 

通常、成果というと
右肩上がりで上がるイメージが
あると思います。

 

時間と成果が正比例する
ようなイメージで
やればやるほど成果が上がるように
思うかもしれません。

 

しかし、実際は、
右肩上がりで成果が上がることは
ありません。

 

上がるというより、
むしろ、
いったん、谷に向かて落ちて
這い上がるように
成果が上がっていきます。

 

Uの字を描きます。

 

このUの字を
「タックマンモデル」と言います。

 

「タックマンモデル」は
4段階に分かれます。

 

①形成

②嵐

③秩序

④成果

 

Uの字の一番下が②「嵐」です。

 

いったんできたチームが
嵐に向かって行って、
ぶつかり合うことで理解し合って
新しい秩序生まれて成果が出る

 

こんなイメージで
成果が上がっていきます。

 

しかし、
いきなり「嵐」に入ることは
できません。

 

いきなり「嵐」に入ったら
チームは崩壊します。

 

普段からケンカをしているから
「嵐」に入れるのです。

 

普段からケンカをしているので
ちょっとやそっとでは
チームは壊れません。

 

だから、
表面的に仲が良いチームより
普段からバチバチしているような
チームのほうが強いというのは
そういうわけなのです。

 

普段からケンカをして下さい
なんて言うつもりはありませんが
多少バチバチしても
言いたいことを言えるチームほうが
成果が上がるのです。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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