上手くいっている会社は社員面談をすれば分かる！

昨日、お客様の会社で、
社員面談をしてきました。

面談の目的は、
面談をする社員さんの
目標達成の支援です。

目標達成のための課題を
整理してもらって、
次回までに何をするのか？
を決めてもらいます。

そして、次回の面談の時に
進捗を確認するようにします。

進んだこと、
出来たことを確認すると、
行動した自分を
承認することが出来ます。

そして、
進んでいないことや
出来ていないことは、
次の目標にします。

このように
社員さんの目標達成の
サポートをしています。

この社員面談をしていると
上手く行っている会社と
上手く行っていない会社が
すぐに分かります。

それは何か？というと・・・

社長さんの「目標」が
社員さんの「目的」になっている
ということです。

「目的」と「目標」の違いは
なんでしょうか？

これについては、
何度もお伝えしていますが、
大事なので何度でもお伝えします。

「目的」と「目標」

どちらが大きいでしょうか？

どちらが先に来るでしょうか？

「目標」は「目的」を達成する
ためのステップです。

「目的」を達成するために
「目標」があります。

そのため、
単独で「目標」だけが存在する
ことはありません。

例えば・・・

「5Kg痩せる！」

これは「目標」ですか？
それとも「目的」ですか？

「目標」です。

では、その「目的」は何ですか？

「健康でいたい！」

「水着が着たい！」

「昔のズボンをはきたい！」

人それぞれだと思います。

それでも
「5Kg痩せる！」という目標と
それぞれの目的はつながっています。

「目的」と「目標」はセットです。

そう考えた時に
上手く行っている会社は・・・

社長さんがやろうとしていることが
部下の「目標」になっています。

つまり、
社長さんの話と社員さんの話が
つながります。

そんなこと、当たり前だと
思われかもしれません。

しかし、実際に
上手く行っていない会社では・・・

社長さんの話と社員さんの話が
つながりません。

社長さんが
やろうとしていることと
全く違うことを「目標」にします。

これでは、
いくら一生懸命に
目標達成したところで
評価されることはありません。

これは残念な話です。

社長さんの話と社員さんの話が
つながらない理由は次の２つです。

１つは、
社長さんがやりたいことが
社員さんに伝わっていないからです。

これは、単に、
コミュニケーションの問題で
忙しすぎたり、急に人が増えたり
することによって、
情報が伝わらないことで起こります。

この場合は、
話し合う時間をとることで解決します。

もう１つは、
「社長が間違っている」と
社員さんが決めつけているからです。

全てにおいて
100点満点の指示が出せるなら、
誰も悩みはしません。

しかし、実際の指示は、
50点だったり、60点だったり
するわけです。

短期的には正しくなくても
長期的に見れば正しかったり・・・

手間はかかっても
お客様には喜んでもらえたり・・・

営業部としては正しくなくても
製造部で見れば正しかったり・・・

その時に、
「社長が間違っている」と
決めつけていると、
残りの50点や40点の部分ばかり
に目が行ってしまいます。

そして、社員面談をすると、
この50点や40点の部分の話が
出てきます。

その裏側に50点や60点が
あることに気付けるようになると
上手くいくようになるのですが・・・

しかし、
人は変えることはできないので、
気づかせることはできません。

社員面談を重ねることで、
その社員さんが気付くキッカケを
作り続けるしかないと思っています。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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