褒めればいいんです!って本当?

先日、経営者の方から、
最近、褒めるようにしてから、
部下との関係性が良くなりました!
というお話をいただきました。

 

そうなんですよね!
褒めると部下との関係性は
良くなります。

 

そんなことをいうと、
褒めているばかりで
本当にいいんですか?という
質問をいただきます。

 

ただ、そもそも、
何のために部下との関係性を
良くする必要があるのか?
ということです。

 

それは・・・

 

厳しいことを言うためです。

 

人と人は違うので、
優先順位や正しいと思うことが
違います。

 

部下が選択したことが、
組織の方針に合っていなければ、
注意しなければなりません。

 

しかし、人は、
自分が基準になるので、
自分と違うことを言われると、
否定された気持ちになります。

 

その時に、
関係性がある人から言われると
関係性がない人から言われるのでは、
受け止め方が変わります。

 

上司として、
部下に厳しいことをいう時に
関係性があったほうが良いのです。

 

だから、普段から、
褒めることで関係性を良くおけば、
いざ、厳しいことを言う時も
受け止めてもらいやすくなります。

 

何の本に書いてあったか?
忘れてしましたが、
ポジティブなフィードバックが「6」に対して
ネガティブが「1」という割合が
ベストだそうです。

 

つまり、6回褒めていれば、
1回だけ注意を聞いてくれる
ということです。

 

では、なぜ、
6回褒めていれば、
1回注意を聞いてくれるのでしょうか?

 

それは、
褒めているということは、
相手をよく見ているということだからです。

 

試しに、
部下の人を褒めて下さい!
と言われた時に、
すぐに褒めることができるでしょうか?

 

そもそも、相手を褒める時に
相手のことをよく見ていないと
褒められません。

 

会ったことも見たこともない人を
褒めることはできません。

 

褒めることができるというのは
それだけ、相手を見ている
ということなんです。

 

そうすると、
部下の立場ならどうでしょうか?

 

普段、自分のことを
よく見ている人から注意されるのと
ほとんど見ていない人から注意されるのと
どっちの注意を受け止めようと
するでしょうか?

 

答えは明らかです。

 

普段から自分をよく見てくれている人
の注意を受け止めようと思います。

 

なので、おだてるために
褒めて下さいと言っているのではなく
相手を見るために褒めて下さい
と言っているのです。

 

おだてて自分の言うことを
聞かせるために褒めようとすると
相手はコントロールされていることに
気付くのでうまく行きません。

 

あくまでも、
相手を見るために
褒めることが大事なのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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