日韓問題をチームビルディング的に考える

ブログで政治的なことを
書くのはタブーなんだと思います。

 

しかし、
目の間に紛争があると
解決したくなってしまうんですよね!

 

そこで、今日は、
日韓問題をチームビルディング的に
考えてみたいと思います。

 

人と人は違います。

 

日本の人と韓国の人は違います。

 

日本人の中にも違う人がいるし、
韓国人の中にも違う人がいます。

 

その「違う人達」が、それぞれ
「自分が『正しい』と思っています。」

 

人の数だけ「正しさ」があります。

 

「正しさ」を競い合うと争いになります。

 

今、まさにそうなっています。

 

では、どうしたら、
異なる「正しさ」を持った人達が
協力していけるのか?

 

その時に大事なことは・・・

 

「人は変えられない」
ということを前提に考えることです。

 

誰も自分の「正しさ」を
否定されたくはありません。

 

それはお互いにそう思っているわけで
相手を否定するから争いになります。

 

だから、
相手を変えようとしない!
ということが大事です。

 

自分を尊重して欲しければ
相手も尊重する!
ということです。

 

それぞれに「正しさ」があり
相手の「正しさ」を尊重する。

 

異なる「正しさ」を持った者同士が、
協力していくためには、
これしかありません。

 

相手を否定しない・・・

 

「相手は○○すべきだ!」

 

「○○は相手の責任だ!」

 

これは、
相手が変わることを求めています。

 

こうなると、
相手に原因を求めているので、
問題が解決することがありません。

 

そんなことを言うと、
相手が変わらないのに問題が解決するのか?
と疑問に思われるかもしれません。

 

おそらく解決しないでしょう・・・

 

でも、解決するとしたら、
自分から変わろうとした場合です。

 

では、どうしたら、
自分から変わろうと思うのか?

 

それは、
相手が自分を理解をしてくれている
と信じられた時です。

 

その状態を作るためには、
相手を非難することをやめて
相手を知ることが必要です。

 

当時の韓国の人が、
日韓併合をどのように受け入れたのか?

 

当時の日本の人が、
何を考えて日韓併合をしたのか?

 

それをお互いに知ることです。

 

決して感情的にならずに
相手の立場を想像してみる・・・

 

これが『U理論』です。

 

『U理論』については、
以前、ブログで書いたので、
参考にして下さい。

 

U理論の入門の入り口 前半

U理論の入門の入り口 前半

 

U理論の入門の入り口 後半

U理論の入門の入り口 後半

 

いずれにしても、
決して感情的にならずに
相手の立場を想像してみる・・・

 

そして、そがれ難しいのは、
相手に対して、
私の立場を想像してみろ!とは
言えないことです。

 

それは相手を変えることに
なるので・・・

 

では、
相手を変えようとしないで
相手に自分のことを理解して
もらうためには
どうすればよいのか?

 

それは、
お互いがどのような関係になりたいのか?
という『ビジョン』を共有する
ことが大切です。

 

『ビジョン』さえ共有できれば、
お互いを理解できなくても
協力することは可能です。

 

しかし、もし、
『ビジョン』を共有できないとなると
その時は、さすがのチームビルダーも
打ち手なし!です。

 

だから、お互いに、まずは、
どんな『ビジョン』を共有するのか?
をハッキリさせる必要があります。

 

もっとも、
それをハッキリさせたのが、
1965年の「日韓基本条約」だと
思っていたのですが・・・

 

そうじゃないということだとすると、
日本が明治時代にやったような
条約改正をするしかない
と思うのです。

 

日本は、近代化の中で、
一貫して、外交上合法的かつ
粘り強い交渉努力によって、
欧米諸国との不平等条約の改正を
成し遂げました。

 

それは、
「国際社会の一員となる!」
という日本の「ビジョン」を
諸外国が受け入れた結果だと思います。

 

韓国がどうしたらよいのか?
分かりませんが、
これまでと違う「ビジョン」を
実現したいのであれば、
相手を非難するするのではなく
外交上合法的かつ粘り強い交渉努力
すべきだと思います。

 

おっと!

 

「相手は○○すべきだ!」と
言ってしまいました・・・

 

自分の正しさを主張すると
ついつい「相手は○○すべきだ!」
という議論になってしまいます。

 

これでは、
問題は解決しないんですよね!(笑)

 

結局のところ、
お互いの「ビジョン」が
ズレてきてしまっていることが
問題なんだと思います。

 

ここで、もう一度、
両国の「ビジョン」のすり合わせが
必要だと思います。

 

その上で、もし、
「ビジョン」が共有できないのであれば、
もはや、一緒にやることは難しいので、
距離をとるしないと思います。

 

共有された「ビジョン」なき組織には
チームビルディングは無力なので・・・

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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