なぜ、考えていない若者が多いのか？を考える

先日、チームビルディングの仲間と
話している時にこんな話になりました。

「考えていない若者が多い！」

質問しても答えが返ってこない！

同じ問題が起こっても、
現状を変えようとしていない！

言われたことをただやっているだけ！

そういう若者を見ていると
何も考えていないように見える・・・
という話でした。

最近、若者と面談をしていると
なんとなく分かるような気がします。

なぜなら、
昔の自分と同じだからです。

私が面談している若者の多くが
考えていることは・・・

「失敗したくない」です。

だから、
正解を求めようとします。

失敗したくないので・・・

しかし、
正解か？どうか？は
やってみないと分かりません。

だけど、
正解が分からないので、
選択をしようとしません。

それが、
何も考えていないように
見えるのだと思います。

昔の私と同じだ！
というのは・・・

昔の私は
親の言いなりだったような
気がします。

親の言う通りにしていたので、
自分で選択をしていませんでした。

親はどう考えていたのか？
というと・・・

子供に失敗をさせたくない
と思っていたのだと思います。

親が心配して、
いろいろ先回りして、
学校を決めたり、
塾を決めたり・・・

私が悩む前に
親が決めていたように思います。

だから、私、失敗しないんです。

失敗というか、
自分で選んでいないので、
失敗かどうかも分からない・・・

大学にも合格して、
なんとなく生きてきました。

それで、
いったんは就職したものの
親に頼まれ祖父の会社に入りました。

結局、
その会社で祖父と対立して、
その会社を辞めた後から、
自分の人生を生きるようになりました。

28歳のころの話なので、
今から20年前の話です。

今から考えると、
後継ぎとして期待されていたので
それに応えようとしていたのも
あると思います。

期待に応えると言えば
カッコイイですが、
ようは自分で考えることを
放棄しているようなものです。

正解を求めている若者と
話していると、
昔の自分と同じだと思うのは
そういう過去があったからです。

だから、
正解を求めて
自分で考えていない若者を
責める気になれません。

むしろ、共感します。

ただ、
自分で考えるようになって
思うことがあります。

それは、
自分で考えないと
いつまでも選択できるように
ならないということです。

だれでも
失敗はしたくはありません。

しかし、
失敗を恐れるあまり
選択をしないと、
選択をすることができなくなる・・・

選択をしなければ、
失敗もありません。

それはそれで
失敗を回避でてきているように
見えるかもしれません。

しかし、
時間軸を伸ばして考えてみると
選択をしていないことが
失敗かもしれません。

選択をすると結果が出ます。

良い結果と悪い結果があります。

よい結果の場合は、
上手くいってよかったね！
という話です。

悪い結果の場合は、
このままでは上手くいかないことが
分かります。

そうすると、
上手くいくためには
どうすればよいのか？を考えます。

そう！

考えるのです。

つまり、
選択と考えることはセットです。

選択をしないと、
結果が手に入らないので、
考える材料がないのです。

つまり、
選択をしていないから
考えようがないということです。

そう考えると、
若者が何も考えていない理由が
説明できると思います。

選択していないからです。

でも、選択をしたことがないから
選択しろ！と言ってもできない・・・

これが問題の本質だと思うのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

『ここのまま話せば、社員が辞めない面談シート』差し上げます！

人事のプロが使っている
『ここのまま話せば、社員が辞めない面談シート』

話す順番やセリフが書いてあるので、
このまま話せば、面談ができるようになります。

是非、活用していただければと思います。

【目次】
第1章　社員はなぜ辞めるのか？
第2章　新しい時代のマネジメント
第3章　社員が辞めなくなる面談のやり方
第4章　面談シートの使い方
第5章　最後に
付録：面談シート（PDF）

下のフォームからお申し込み下さい。
PDFでお送りします。
お申込みいただいた方にはメルマガを配信します。

※すでにメルマガ登録している方はお申し込みできません。
info@robotjinji.com　へ

「面談シート希望」と直接メール下さい。

※ドメインによって届かないことがあります。
その場合は、上記にメール下さい。