昨日、チームビルディングの
師匠である石見さんがある記事を
シェアしてくれました。
［箱根駅伝］5強・
國學院大はなぜ飛躍した？
前田監督「信頼築く」も「仲良しではない」指導信念
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191231-00010002-realspo-spo
國學院大は、2020年の駅伝では、
往路結果が2位、総合結果3位と
大躍進しました。
（昨年は総合7位でした）
41歳で指導歴11年の前田監督の
手腕が大きいと言われています。
その前田監督が指導方針について
インタビューに答えた記事です。
この記事の中で注目したいのは、
こんな話です。
「私はまだ指導歴が10年程度ですが、それでも以前と比べて選手たちの気質が変化してきているのは感じます。まずは、総じて線が細い。これは特にメンタル面でいえることです。練習でやれていたことが試合で出せない、周りの言葉にすぐに影響されて揺らいでしまう。そういう選手が増えてきている印象です。そうなると当然、必要なのは精神面でのケアです」
箱根駅伝を走り切る選手でさえ
「線が細い」とおっしゃっています。
メンタル面で弱いのだそうです。
もう一度言います。
普通の学生ではありません。
箱根駅伝を走るような
バリバリの体育会系の学生です。
そんな学生でさえも、
メンタル面が弱いのだと言います。
だから、
精神面でのケアが必要だと
おっしゃいます。
前田監督がいう
精神面のケアというのは
「対話」です。
つまり、
１対１で話すことです。
部員は60人いるそうなので、
全員と対話をしようとしたら、
かなりの時間がかかります。
それでも、指導者は
そこを面倒くさがってはいけない
とおっしゃっています。
その話を聞いて
あることに気づきました。
人の問題で苦労している
会社の社長さんが
共通して口にする言葉があります。
それは・・・
「社員の話は面倒くさい」
社員さんと話をするのは
大変だと思います。
社員さんは経営者の立場なんか
気にせずに好きなことを言います。
経営のことが分かっていないから
言いたい放題です。
そんなことをいちいち聞いていたら
経営なんてやっていられません！
とおっしゃいます。
その通りだと思います。
しかし、
そこを面倒くさがってはいけない！
と前田監督が言っています。
時には厳しいことを言わなくては
いけない時があります。
その時に
信頼関係が築けていないと
相手をつぶすか、反発をされるか
のどちらかです。
逆に、それを恐れて言わないと、
今度は、組織として
成果が上がらなくなります。
では、どうしたらよいのか？
というと・・・
経営者の方に
「対話」の能力を身につけて
いただきたいのです。
面倒くさがらずに
感情的にならずに
否定することなく
相手の話を聴く能力です。
経営のことなんて
何にも分かっていない社員の話を
受け止める能力です。
この能力をどうやって
身につけるのか？というと・・・
人と人が違うということを
理解することです。
思考も欲求も行動も
人と人は違います。
だから、
同じ状況であっても
考えることも思うことも違います。
自分と違って当たり前なのです。
これを本当に理解できると
経営のことなんて
何にも分かっていない社員の話を
受け止めることができるようになります。
社員の話を受け止めることが
できるようになるとういのは
「ルービックキューブ」の裏側が
見えるようになるということです。
それが見てくると
社員の考えているのが分かるので
社員への接し方が変わります。
そうすると、
社員から信頼されるようになります。
なぜなら、
社長は分かってくれている、
分かろうとしていると
社員に思われるからです。
チームビルディングを学ぶと
自分と違う相手を受容する能力が
身に付きます。
そうすると
自分と対立軸にある人のことを
認めることができるようになります。
それが、自分と違う人を
活かすことができるようになる
ということです。
自分とは考え方が違う人を認めない限り
その人が、
その社長の元で力を発揮しようとは
しないですから・・・
今いるメンバーで3倍の成果を上げる
というのは、
自分とは違う人を活用することであり、
そのやり方をお伝えするのが
『チームビルディング経営塾』です。
いよいよ募集を始めます。
チームビルディング経営塾の詳細は
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今日も最後まで読んでいただいて
ありがとございます。
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