言ってなかったっけ?

先日、経営者の方と話している時に
こんな話になりました。

 

「最近、社員に
『あれ?言ってなかったけ?』
というのが多いんですよ!」

 

自分の頭の中では
イメージができていて、
指示を出したはずなんだけど・・・

 

周りの社員が聞いていない
ということを見ると、
指示をしてなかったのかな?

 

こんな風になるのは
「効き脳」のD(全体脳)の特徴です。

 

「効き脳」についてはコチラ

「効き脳」って何なの?

 

D(全体脳)の人は、
自分の頭の中で発想が広がります。

 

広がるが故に
イメージしたものは、
できあがっていると思ってしまう・・・

 

だから、指示を出しても
その指示が軽いのだと思います。

 

「そんな感じでよろしく!」
みたいな・・・

 

周りにしてみると
本気で言っているのか?
冗談で言っているのか?
よく分からないのです。

 

特に、C(友好脳)の人は
相手に気を遣うので、
忙しそうだから確認するのを躊躇します。

 

しかし、D(全体脳)の人からすると
指示をしたのに、どうしてやっていなの?
ということになる・・・

 

これって、完全に、
強みが空回りしています。

 

D(全体脳)の人の強みは
全体が見えたり決断が速いことです。

 

だから、とにかくやってみる!
みたいなことができるのです。

 

それに対して、
C(友好脳)の人は、
人の気持ちが分かるので、
相手の気持ちを汲んで行動しようとします。

 

それぞれに、
強みを発揮しているのですが、
噛み合っていません。

 

なぜ、こんなことが起こるのか?

 

それは・・・

 

「強み」を自分のために
使っているからです。

 

「強み」は
無意識でもできることです。

 

自分で大したことないと思っていても、
周りから「スゴイ」と言われること
が「強み」です。

 

そのため、「強み」は、
意識して使っていないのです。

 

だから、
「強み」を誰かのために使うなんて
思ったこともないと思います。

 

ほとんどの場合は、
「強み」は自分のために使っています。

 

ところが、
「強み」を自分のために使うと
上手く行かないことが多いです。

 

なぜなら、
自分の「当たり前」を
強要することになるからです。

 

このくらい言わなくても理解してよ!

 

こうするのが当たり前でしょ!

 

そうなると、
相手から避けられます。

 

人はコントロールされたくないので・・・

 

だから、
「強み」は人のために使うべきです。

 

人のために使うというのは
相手の「弱み」を補ってあげるために
使うということです。

 

だから、普段から、
この相手であれば自分の「強み」を
どうやって使えば役に立てるのか?
をイメージすることが大事です。

 

人は完璧ではありません。

 

「強み」でさえも「弱み」になります。

 

お互いに補うという気持ちがあれば、
お互いを必要だと思えるし、
お互いを尊重しようと思うことが
できるようになります。

 

それが
組織としてお互いが上手く行く
やり方だと思うのです。

 

そして、
それがチームビルディングです!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとございます。

 

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