教えられたことは忘れるが、自分で習得したことは忘れない

元西武ライオンズの投手だった
石井選手のインタビューを
ネットの記事で読みました。

「教えられてできたことは身に付かない」
西武・沢村賞右腕の石井丈裕が見出した指導理念

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200323-00010001-realspo-base&p=2

この中でこんなことを言っています。

「プロの選手を教えていた時に、彼らはその場ではコーチに言われたことをやるんです。でも、言われたことをやるのは大切ですけど、ある程度までいったら、自分で考えないとレベルが上がっていかない。それがいまひとつ殻を破ることができない要素の一つであると思う。教えられてできたものは、すぐにできるから自分では何も考えないのですが、いろいろ考えてできるようになったものは本当にうれしい。その気持ちをわかってもらいたい。自分がそうだったから余計にそう思います。」

私が組織のコンサルティングを
していて大事にしているのが
「再現性」です。

私がいなくても
成果が出るようになってもらいたい
と思っています。

私が教えて、教わった通りにする
というのであれば、
「再現性」があるとは言えません。

だから、自分で考えて、
成果が出せるようになってもらいたい
と思っています。

よく、こういう話をするのですが、
この「自分で考えて」というのは
どういう意味でしょうか？

その話をしたいと思います。

石井さんはこうも言っています。

「僕は子どもの頃からある程度、体は大きかったんですけど、プロにいくと期待されるような選手ではありませんでした。コントロールが良くなかったんです。それで大学の時に自分にとって何が必要かを考えるようになりました。コントロールだったので、自分の考えとしてコントロールが良くなるものを探したんです」

コントールを良くするというのは、
同じところにボールを投げれるように
するということです。

同じところに投げられるように
するためには、
同じ動きをすればいいのです。

同じ動きをするためには、
体のどこの部分を意識すれば、
同じ動きになるのか？
を考えたそうです。

私がコンサルティングで
使っているのは「効き脳」です。

「効き脳」について、詳しくはコチラ　↓

「効き脳」って何なの？

それぞれの機能を分けると

A：論理的、理性的
B：堅実的、計画的
C：感覚的、友好的
D:冒険的、創造的

という感じです。

ちなみに、私の効き脳は

A（論理的）:73
B（計画的）:30
C（友好的）:70
D（創造的）:27

です。

この強みを
どのように使ったら成果が出るのか？
を考えるのです。

私の強みは、
A（論理的）とC（友好的）です。

A（論理的）は
論理的にものごとを
考えることができます。

C（友好的）は
相手の気持ちを
敏感にとらえることができます。

そうすると、
難しいことを
分かりやすく伝えるのが
得意だと考えられます。

実際、そうだと思っています。

ブログも分かりやすい
と言っていただけるし・・・

これは、
教えられてできることではなく
自分なりに考えて、
発揮しているものです。

そう考えると、
考える材料は教えてもらう
必要があります。

その材料をどうするか？は
自分で考えなければなりません。

つまり、考えるというのは、
自分の強みの使い方です。

どうしたら、
成果に結びつくのか？

そう考えると
大事なことは「行動」です。

つまり、試行錯誤です。

トレーニングと言っても
よいと思います。

自分の強みを意識して
繰り返し、やり続けるか？が
成果を上げるポイントになります。

実は、それが、
私がブログを書き続ける理由です。

だから、
とにかくブログを書けばいい
という話ではなくて、
自分の強みを活かして何をするか？
が大事だという話です。

私が、
チームビルディングコンサルティング
でやっているのは、
自分の強みを理解するところから
始めるようにしています。

そして、常に強みを意識して
行動を続けてもらうことで
自分なりのやり方を身につけて
もらうことが大事です。

教えられたことは忘れますが
自分で習得したことは
忘れません。

そういう場を作ることが
私の使命だと思っています。

現状は厳しいですが、
7月からチームビルディング経営塾を
東京と大阪で開催できるように
準備を進めています。

また、ご案内するので、
もう少しお待ちください。

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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