想定外にどのように対処するか?

昨日の夜の22時頃、
千葉県で震度5弱の地震がありました。

 

私は自宅(川崎)にいたのですが、
携帯電話の警報が鳴り響き
街中のスピーカーから警報が流れました。

 

大きな揺れが来るんじゃないか?
と思って身構えていましたが、
大きな揺れはありませんでした。

 

幸いなことに
この地震による被害は少ないようです。

 

地震警報が鳴り響いた時、
正直、とうとう来たか!と思いました。

 

コロナ禍に加えて
大震災まで来たら、
本当に大変なことなります。

 

では、その備えは十分なのか?

 

大震災のための
最低限の備蓄はしていますが、
それにコロナを加味しているか?
と問われるとわかりません・・・

 

あえて考えてみれば、
外出自粛のおかげで、
家族と一緒にいられるというのは
良いことなのかもしれませんが・・・

 

コロナ+大地震

 

正直、想定していませんでした・・・

 

でも、これって想定外なんでしょうか?

 

大地震は30年以内に
70%の確率でやってくると言われています。

 

今、起きてもおかしくないんです。

 

東日本大震災を経験して、
「想定外」という言葉は
もう想定外ではなくなったはずです。

 

しかし、相変わらず
「想定外」という言葉を使いたくなる・・・

 

結局、人は自分にとって
都合の悪い情報を無視したり、
過小評価するものなのです。

 

これを「正常性バイアス」と言います。

 

あらゆるの可能性を考えていたら、
脳がパンクしてしまいます。

 

だから、
人間は、脳に負担をかけないように
本能的に自分にとって都合の悪い情報を
無視したり、過小評価するように
なっているのだそうです。

 

「正常性バイアス」は本能なので、
コントロールすることはできません。

 

だから、そもそも、
人は「想定外」は考えられないのです。

 

では、どうすればよいのか?

 

「想定」できることを
全てやってみるということです。

 

「想定外」を考えられないのは
仕方がありません。

 

しかし、
「想定」できるのに、
やっていないことはないでしょうか?

 

転倒防止の突っ張り棒を
買ったのに取り付けていない・・・

 

非常食を買おうと思っていたけど
買っていない・・・

 

避難場所を確認しようと思っていたけど
確認していない・・・

 

できることがあるのに、
していないことがあるのでは
ないでしょうか?

 

結局、今回も、
地震警報が鳴ってから
行動できたことは・・・

 

窓やドアを開ける・・・

 

火の元を確認する・・・

 

倒れてきそうなものから離れる・・・

 

これくらいしかできませんでした。

 

結局、いざという時は
想定していることしかできないのです。

 

だから、想定できることを
どれだけやっておけるのか?が
大事だと思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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