最近、経営者の方と
ビジョンについて話をすることが
多くなりました。
ビジョンについては
ブログにも書いていますし、
セミナーでもビジョンの大切さを
お話をしているので、
だんだん伝わってきたのだと思います。
では、どうして、今、
経営者の方とビジョンの話になるのか?
その背景を考えてみると・・・
やはり、
現実が厳しいのだと思います。
緊急事態宣言が解除されたとはいえ
人の流れはすぐに戻らないし、
売上だって増えたりしません。
現実は相変わらず厳しいのです。
緊急事態宣言の時は
動くことが禁止されていたので
動かない理由がありました。
しかし、
緊急事態宣言が解除されたら
動かない理由はありません。
でも、動けない・・・
動かなきゃいけないのに
動けない・・・
どうして、動けないのでしょうか?
それは・・・
何をしたらよいのか?が
わからないからです。
通常、困っている時は、
「問題」を解決しようとします。
では、問題です!
「問題」とは何でしょうか?
「問題」とは・・・
「現実」と「理想」の間に
ある「ギャップ」です。
つまり・・・
「現実」と「理想」を認識できないと
ギャップが明らかになりません。
厳しい「現実」を直視できず、
「理想」も描けないとなると、
ギャップが明確にならずに
不安だけが大きくなります。
そんな中で、
「現実」を直視するより
「理想」を描く方が
気持ちが楽なのではないか?と思います。
だから、まずは
「どうなりたいか?」を決める!
つまり、
「ビジョン」を描くことが大切です。
問題解決の方法には、
2つのスタイルがあります。
どうなりたいか?を考える
「ポジティブアプローチ」
なぜできないのか?を考える
「ギャップアプローチ」
この2つです。
現実が厳しい時は、
「ギャップアプローチ」をしても
上手く行きません。
なぜならば、
すぐに行き詰まるからです。
現実が厳しいのに
現実を解決しに行っても
上手く行くはずがありません。
だから、
現実が厳しい時は
現実を解決に行ってはいけません。
では、現実に厳しい時は
何をしたらよいのでしょうか?
それは・・・
現実を揺さぶることです。
つまり、現実を少し動かしてみる
ということです。
現実が動くと現実が少し変わります。
今まで、見えなかったことが現れます。
そこが問題解決の切り口に
なったりします。
だから・・・
とにかく行動してみることです。
では、
どうしたら行動できるでしょうか?
それは・・・
やりたいことをやる!です。
できることでもないし、
やらなければならないことでも
ありません。
やりたいことをやる!
人はやりたいことしかやりません。
どんなにいいアドバイスをしても、
やりたくなければやりません。
だから、
やりたいことがあると言うなら
私が言う言葉は決まっています。
「ああ、いいですね!」
結果、上手く行くか、上手く行かないか、
それはやってみないと分かりません。
自分の狭い判断基準だけで
相手のやる気を奪うべきではありません。
とにかく、
自分でやると決めたことをやることが
大切なのです。
上手く行かなくても
厳しい現実に立ち向かったことは、
成功体験になります。
本当の失敗はやらなかったことです。
しかし、ほとんどの場合は、
上手く行かなかったことを責めます。
やらなかったことは責めないのに・・・
やらなかったことは、
目に見えないから責めないだけです。
上手く行ったかどうかは別にして
やろうとしていることを
承認することが大切なのです。
それが次への行動につながります。
行動を続けていれば、局面が変わります。
局面が変われば、
成果が上がる可能性は上がります。
だから、
現実が厳しくなればなるほど、
行動力が業績の差になります。
もし、周りが縮こまっているなら、
今がチャンスだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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