チームが優勝して得点王になる!

無観客試合が続いていた
サッカーJ1リーグですが、
昨日から5000人を上限に
観客を入れてゲームが行われました。

 

我が地元、川崎フロンターレは、
家長の2得点で3-1で柏を下しました。

 

前節は、FC東京を
4-0ですからなかなか好調です。

 

この調子だと、
3年ぶりに川崎フロンターレから、
得点王が生まれるかもしれません。

 

得点王の話をする時に
『自分が得点王になります!』
とは言いません。

 

ほとんどの選手が、
『チームが優勝して私も得点王になります!』
みたいな言い方をします。

 

なんで、こんな言い方をするのか?
というと・・・

 

得点王になって一人で喜んでいるより
チームが優勝して、自分も得点王になって、
みんなで喜んでいる方がいい!
という話なんだと思うのです。

 

ビジョンの共有って
こういうことだと思うのです。

 

そもそも、人と人は違っていて、
それぞれが思い描いていることが違います。

 

何もしなければ、バラバラのままです。

 

しかし、
得点王になって
一人で喜んでいるのがいいの?
と問われれば考えます。

 

それなら、
チームが優勝して、
自分も得点王になって、
一緒に喜んでいるほうがいい!
と思います。

 

そうすると、
チームが優勝して得点王になる
というのが、
「共通のビジョン」になります。

 

つまり、個人のビジョンと
全体のビジョンがつながって、
「共通のビジョン」になります。

 

そう考えると、
ビジョンというものは、
浸透させるのではなく
つながるものだと思うのです。

 

では、どうしたら、
ビジョンがつながるのか?

 

それは・・・

 

お互いが持っている
ビジョンについて語り合うことで、
お互いのイメージがつながるのです。

 

だから、一方的に
ビジョンを伝えたところで、
「共通のビジョン」は生まれないのです。

 

ただ、問題があります。

 

それは・・・

 

ビジョンを持っていない場合です。

 

お互いにビジョンがあれば、
語り合えばいいのです。

 

しかし、
ビジョンを持っていないとすると
話し合いようがありません。

 

私がワークをやる時に
「ビジョンがありません」
と言われることがあります。

 

しかし、ビジョンのない人は
いないと思っています。

 

実は・・・

 

ビジョンを持つには
2つのタイプの人がいます。

 

将来の夢や目標から発想したほうが
動機付けられる
「ビジョン型」の人

 

自分のこだわりや価値観に沿って、
日々それを満たしているうちに
充実した人生を送れる
「価値観型」の人

 

私は、このことは
平本さんの本を読んで知りました。

 

成功するのに目標はいらない!―
人生を劇的に変える「自分軸」の見つけ方

 

夢とか目標とかなくても、
こだわりや大事にしてものは
あると思うのです。

 

そこから、
「ビジョン」を持つこともできます。

 

でも、一人で「ビジョン」に
気付くのは難しいと思います。

 

人と話すことで
「ビジョン」は明確になってきます。

 

だから、いかに
「対話」の場を作るのか?が、
「共通のビジョン」を作るために
大切なのです。

 

話し合いに時間をかけないと
そもそも、チームは強くならないのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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