テレパシーおじさんはいらない!

コロナ禍の中で
テレワークが普及してきました。

 

しかし、その一方で
マネジメント上の問題も生じています。

 

先日、チームビルディング仲間と
話をしている時に
「テレパシーおじさん」という言葉が
あるという話を聞きました。

 

テレワークでは、
いちいち指示ができません。

 

仕事を指示したら
あとは結果を受け取るだけです。

 

だから、
指示を適切にしないと
期待した結果が得られません。

 

つまり、
指示をする側の
マネジメントスキルが問われます。

 

コロナ前であれば、
上司が「あとはよろしく!」と言えば、
優秀な部下が上司の背景をくみ取って
仕事をしてくれました。

 

しかし、テレワークでは、
部下が上司の背景をくみ取れないので
部下は今まで通り仕事ができない・・・

 

では、
上司が背景を伝えられるか?というと
それもできない・・・

 

結局、今まで、
部下が背景を汲み取ってくれた結果
仕事ができていた上司のことを
「テレパシーおじさん」というそうです。

 

もともと、日本では、
阿吽の呼吸が素晴らしいもの
と思われていたと思います。

 

しかし、
阿吽の呼吸を英語で訳すと
「テレパシー」です。

 

そもそも、
「テレパシー」なんてありません。

 

では、なぜ、
阿吽の呼吸が成り立ったのか?

 

それは・・・

 

ビジョンが共有できているからです。

 

もうずいぶん
昔のような気がしますが、
2019年のラグビーワールドカップで
我が日本代表はベスト8になりました。

 

そのとき、選手達は「同じ絵」を見ていた
と言っています。

 

「同じ絵を見る」

同じ絵を見る

 

これって、
阿吽の呼吸だと思うのです。

 

日本代表の選手が
阿吽の呼吸でプレーできるのは、
240日間の合宿を行なっているからです。

 

つまり、同じ時間で
同じことを共有しているから
可能になることなのです。

 

昔ならともかく、今は、
働き方改革でそんなに長い時間
同じ職場にいられません。

 

つまり、もう
テレパシーおじさんのやり方は
通用しないのです。

 

では、どうしたらよいのか?

 

それは・・・

 

「相手を見る」ことです。

 

話をしたり、指示をする時に、
伝わっているのか?伝わっていないのか?は
相手の表情を見ないと分かりません。

 

相手の表情を見て、
伝わっていないと感じたなら、
やり取りをしてお互いのギャップをなくしていく・・・

 

そんなことが必要になります。

 

相手を見て話すなんて
コミュニケーションの基本中の基本です。

 

しかし、
もともと、それができていないから、
コロナ禍でもできないのです。

 

そういう意味では、
マネジメントを学んいる人と
学んできていない人の差が広がっていく。

 

そんな時代になっていくのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。!

 

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