不満を課題に変える

先日、相談を受けた社長さん
と話している時に、
面談の話になりました。

 

私は、
面談シートを配布しているぐらいなので
社員さんとの面談をするように
おススメしています。

 

しかし、
この社長さんは
面談はやりたくない!とおっしゃいます。

 

どうしてなのか?聞いてみました。

 

すると・・・

 

面談をすると
不満しか出てこないいから嫌だ!
と言うことでした。

 

なるほど・・・

 

たしかに面談をすると、
不満が出てくることがあります。

 

そんな時に
私がしているのは、
不満を課題に変えるということです。

 

では、
課題と不満の違いは何でしょうか?

 

課題とは・・・

 

問題を細分化したものです。

 

では、問題とは何でしょうか?

 

問題とは、
現状と理想のギャップです。

 

本当はこうなりたいんだけど、
なれない現状があるから、
問題があるんです。

 

だから、
問題意識が弱いとかいう場合は、
現状が分かっていないのか?
理想の状態が分かっていないのか?
のどちらかです。

 

問題認識のためには、
まずは、現状を認識して、
理想の状態を明確にすることが必要です。

 

チームで問題を共有する時に
大事なことは、
チームのメンバーで、
現状と理想の状態を共有することです。

 

なぜなら、
人と人は違うので現状の捉え方も、
理想の描き方も違うからです。

 

コンサルティングに入ると、
現状も理想もバラバラのまま
問題解決をしようとしている
ケースが多いです。

 

なので、
チームで問題解決に取り組む場合は
まず、現状と理想の状態を
揃えることが大事です。

 

現状と理想の状態の間にある
問題を解決するために
細分化したのが、課題です。

 

話が少し逸れましたが、
課題と言う場合には、
現状と理想の状態のギャップを
意識しているので、
解決することが前提になります。

 

では、不満は何でしょうか?

 

それは、現状の否定です。

 

現状を受け入れることが
できていないのです。

 

現状を受け入れないと
理想の状態が明確になっていても
現状と理想の状態のギャップが
明確になりません。

 

現状と理想の状態のギャップが
明確にならないと、
問題も課題も明確になりません。

 

課題が明確になりませんから、
何をしたらよいのか?
分かりません。

 

結果、いつまで経っても
不満は解消されないのです。

 

では、どうしたら
不満を課題に変えるためには
どうしたらよいでしょうか?

 

それは・・・

 

現状を受け入れてもらうことです。

 

では、どうすれば、
現状を受け入れてもらうことが
できるのでしょうか?

 

それは、フィードバックです。

 

つまり、見たままを本人に返す
ということです。

 

現状を受け入れていないように
見えることを
本人に伝えるということです。

 

そして、
現状を受け入れない限り、
その不満は解決しないことを
伝えるということです。

 

つまり、
不満を言っている本人も
問題の一部であることに
気付いてもらうことが大事なのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

効き脳コーチングしませんか!

効き脳診断をして、
アナタの「強み」を可視化して
「強み」についてコーチングしませんか?

効き脳診断をしていただき
ZOOMを使って診断結果について
コーチング的にセッションをします。
(約60分間)

効き脳コーチングの詳しいことはコチラ

効き脳コーチング

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です