菅総理と小池知事が
会談をしたそうです。
菅首相が
新型コロナ感染者の急増を
「圧倒的に東京問題」といえば
小池知事は
「Go Toトラベル」について
「冷房と暖房を両方かけること」
というなど
対立関係にあると言われていました。
それぞれに立場があって、
それぞれに守るべき人がいて、
そのために対立するのは
仕方がないと思います。
国は国、東京は東京ですから・・・
しかし、
それぞれ別の組織とはいえ、
完全に切り離せるわけでは
ありません。
これはいつもブログに書いている
ルービックキューブ理論です。
青い面がそろっているのに、
6面全部をそろえようと思ったら
青い面を崩さないといけません。
東京が感染を抑えようと
活動自粛を要請しているのに
国が「Go Toトラベル」で
真逆のことをやろうとする・・・
国には国の正義があり、
東京に東京の正義があるのです。
どちらにも言い分があります。
だから、
お互いの正義が対立するのは
仕方がないことです。
結局、仲良くはできないのです。
ただし、
仲良くする必要はないのですが、
協力する必要があります。
結局、どこかで
つながっているからです。
国と東京であれば、
東京オリンピック・パラリンピック
の実現です。
国しても東京にしても
東京オリンピック・パラリンピックを
実現させない訳にはいきません。
東京オリンピック・パラリンピックを
実現させるためには
お互いの協力が必要です。
では、協力する時に何が必要か?
それは、相手の背景を理解する
ということです。
相手は、なぜ、
自分とは違う選択をするのか?
その選択をするということは、
そこに「こだわり」があります。
その「こだわり」そのものを
理解する必要はありません。
「こだわり」を持っていることを
理解するだけでいんです。
その上で、
できることから協力すれば
よいのです。
できることから始めて、
できないことは最後にする。
やってみたら、
意外とできることもあるし、
やっぱり、できなかったという
こともあるかもしれません。
最終的には、
どちらかが犠牲をはらわなければ
ならなくなるかもしれません。
それでも、
共通の目的を達成できるのであれば、
その犠牲は最小限になるはずです。
そもそも、
共通の目的を達成できなければ
お互い、犠牲を払うことになります。
お互いの背景を理解しながら
コミュニケーションをとることを
「対話」と言います。
「対話」をすることで、
相手との新しい関係性が生まれます。
関係性が生まれれば、
共通の目的を達成することができます。
共通の目的を達成にするには
仲良くする必要はありませんが、
「対話」はする必要があります。
菅総理と小池知事で
仲良くなる必要がありませんが
今後も「対話」を続けて欲しい
と思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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