先日、管理職の方から
こんな相談をいただきました。
部下に教えているのに
言う通りにしないいですよ!
分かります!
言うとおりにやったら、
上手く行くんですが、
言う通りにしないんですよね!
どうして言う通りにしない
のでしょうか?
いつもブログに書いていますが、
人は選んでいます。
教えたのにやらない場合
それは・・・
相手はやらないことを
選択しています。
つまり、その人なりに
やらない選択をする理由がある
ということです。
では、なぜ、
やらない選択をしているので
しょうか?
それは・・・
そのアドバイスの通りやっても
上手く行く気がしないからです。
そもそも、アドバイスって、
アドバイスする側ができる
やり方を伝えています。
アドバイスする側が
自分が上手く行った方法を
相手に伝えてるだけです。
こうやったら上手く行くよ!
というアドバイスは
自分の「強み」による成功体験です。
だから、
アドバイスする側とされる側が
同じ「強み」を持っていれば、
アドバイス通りにやれば、
上手く行きます。
アドバイスされる側も
上手く行く気がするので、
アドバイス通りにやって
成果を上げます。
すると、
アドバイスする側は、
自分のアドバイス通りにやって
成果を上げる人が可愛く見えてきます。
アドバイスする側も人間だから、
仕方がありません。
でも、忘れて欲しくないのは、
アドバイス通りにやらない人は
やりたくてもできないのです。
にもかかわらず、
「どうしてやらないんだ?」
と責めたり、
「言うこと聞かないなぁ〜」
とあきれたりすると、
部下はやる気を失います。
部下が言う通りにしない時は
「強み」がズレている可能性があります。
そんな時はどうしたらよいか?
というと・・・
部下の「強み」を活かして
どうやってできるようにするのか?
を考えることです。
そのために必要なことは、
部下の話を聴くことです。
そもそも、どうなりたいと
思っているのか?
アドバイスを聞いて
どう思ったのか?
どうしたら、自分なりに
できるようになると思うのか?
アドバイスする側の目線ではなく
相手の目線で考えることです。
人はどうしても
自分目線で考えます。
アドバイスをする時は、
相手目線に切換えないと、
アドバイスが押し付けとなります。
できないことを言われると
自分のことを理解してくれて
いないように感じます。
そうなると、
上司への信頼を失うことに
なります。
信頼を失ってしまうと
何をやっても上手く行きません。
そうなる前に
相手の話を聴くことが
大切なのです。
部下が言う通りにしないのは、
上司が何かを見落としている
可能性があります。
それを理解するには、
部下に聴くしかないのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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