選挙では解決しない

アメリカの大統領選選挙が
大接戦ですね!

 

トランプ氏が優勢だ!
という報道もありましたが、
どうやら、
バイデン氏が優勢位のようです。

 

いずれにしても大接戦です。

 

なんか、最近、
そういうことが多いですね!

 

先日の大阪の都構想も
同様の接戦でした。

 

民主主義の基本は
多数決ですから、
多い方の意見が尊重されます。

 

51対49であっても
51の方で決まりです。

 

しかし、僅差だった時は、
相手より上回ったからと言って
本当に上回ったと言えるのでしょうか?

 

多数決で決めたところで、
半分近い人が反対しているのです。

 

それでも、決めてしまって
よいのでしょうか?

 

そう考えると
多数決で決めるという
民主主義の決め方が
限界に来ているように思います。

 

納得をして決めるための選挙が
分断を生み出しています。

 

つまり、
選挙をしても
問題は解決しないのです。

 

では、51対49みたいな状態を
どうやって解決したらよい
のでしょうか?

 

それは・・・

 

「対話」です。

 

「対話」とは何でしょうか?

 

自分の意見を伝える時に、
なぜそう思うのかという
考えや背景も伝え

相手の意見を聴く時に、
相手がなぜそう思うのかという
考えや背景も理解しようとする

コミュニケーションです。

 

つまり、
自分の考えや背景に固執することなく
相手の考えや背景を積極的に取り入れる
ということです。

 

白か?黒か?を決めるのではなく
灰色の結論を導くということです。

 

そのためには、
自分と違う考えを受け止める
必要があります。

 

では、自分と違う考えを
どうやって受け止めればよい
のでしょうか?

 

それが「U理論」です。

 

U理論は
8つのステップで説明が出来ます。

 

 

1.ダウンローディング
情報を受け取った時に、
自分ととって良いか?悪いか?
瞬時に判断している状態です。

これは、生理反応なので、
コントロールできません。

 

2.保留
ダウンローディングの際に
自分にとって悪いと感じた場合でも
「本当にそうなのか?」
判断を一旦、保留している状態です。

 

3.観る
一旦、保留しているので、
自分の感情に左右されることなく
目の前の事象、状況、情報に
意識がむけられている状態。

 

4.感じ取る
自分のものの見方を変えて、
見えなかったものを観ようとする状態。

 

5.プレゼンシング
こだわりがなくなり、
新たな考え方が湧き上がってくる状態。

 

6.結晶化
新たな考え方を自分の感覚として
カタチにしようとしている状態。

 

7.プロトタイピング
試行錯誤しながらアウトプットする状態。

 

8.実践
新しいやり方、仕組みとして実践する。

 

文字にすると難しく感じますが、
ボーっとしていたら
アイデアがわいてきて、
やってみたら、上手く行った!
みたいな経験をしたことがあると思います。

 

「U理論」はまさにそんな感じです。

 

これを話し合いの中で行いながら、
白でも黒でもない解決策を探っていく
ということです。

 

そもそも、人と人が対立しているから
解決できないのです。

 

人と人が協力すれば、解決できるのです。

 

では、どうすれば、
協力できるのでしょうか?

 

それは・・・

 

相手と共通の目的を持つことです。

 

意見の相違はあっても、
共通の目的を持てば、
その目的に近づくこと自体に
相違はありません。

 

同じにならなくても
目的を達成することができます。

 

目的が達成できるのであれば、
相手を倒す必要もないのです。

 

そういう解決方法が
できるようにならないと、
この先、今以上に価値観が多様化した時に
まとまらなくなってしまいます。

 

そういう意味で、
今、求められているリーダーは、
相手を叩きのめすリーダーではなくて
相手を仲間にできるリーダーだと
思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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