新庄選手がトライアウトに
参加して話題になっています。
48歳だそうですが、
1打席目は、ゴロだったものの
148キロの直球をバットに当て、
四球、二ゴロと続いて、
4打席目はヒットを打ち、
3打数1安打でした。
インタビューでは、
「ボールが止まって見えた」
と答えて笑いを誘っていました。
1年前に突如、復帰を宣言して
ある程度の結果を残すところが
スター選手だと思います。
結果として、
獲得するチームが現れるか?
分かりませんが、
同年代として勇気をもらいました。
こんなチャレンジをする新庄選手は
真のリーダーだと思うのです。
そんなことを言うと
違和感を感じる方がいるかもしれません。
新庄選手は
好きなことをしているだけで、
みんなを引っ張っていくリーダーの
ような印象は受けないかもしれません。
しかし、私は、そもそも、
そのリーダーのイメージが
リーダーが生まれない理由になっている
ように思います。
つまり、
世の中のほとんどの人が描いている
「リーダー」に対するイメージが
間違っているのではないか?
と思うのです。
「リーダー」というと、
どんな人をイメージするでしょうか?
チームを引っ張って成果を出す人
誰よりも率先して動いて
成果を出す人
チームを1つにまとめ上げる人
みたいな感じでしょうか?
実は、「リーダー」の語源は
インド・ヨーロッパ語の
”Leith” です。
「出発する」
「出発点(敷居)を超える」
「死ぬ」
という意味だそうです。
だから、「リーダー」の役割は
『未来(未知)の成果に出発すること』
『知っている世界から知らない世界へ渡ること』
です。
分かりやすく言うと
「リーダー」はできるかどうか?別にして
やると決めてやる人のことです。
そもそも、リーダーには、
チームを引っ張るという意味は
ありません。
どちらかというと、
先頭に立って進んで行って
結果として人がついていくという
イメージです。
だから、リーダーは
チームをまとめる必要がありません。
チームをまとめるのは、
管理職(マネージャー)です。
管理職(マネージャー)は
組織がやると決めたことを
計画し実行し確認して行動する人
のことです。
PDCAを回すのが
管理職(マネージャー)です。
だから、「リーダー」と
管理職(マネージャー)は別物です。
リーダーはやりたいことをやって、
結果として、みんながついて行きたいと
思えばよいのです。
今回の新庄選手の話で言うと
48歳にもなって現役復帰を目指す
新庄選手の姿を見て、
よし俺も頑張ろう!と思う人が現れたら
新庄選手はリーダーです。
つまり、
ついてきてくれる人が現れて、
結果として、リーダーになるのです。
そういう意味で
管理職は育てることができますが、
リーダーは育てることはできません。
リーダーは動き出すことでしか
リーダーになれないからです。
誰でもリーダーになれるし、
誰でもリーダーになれません。
また訳が分からないことを言っている
と思われるかもしれませんが、
結果として、リーダーになるのであって
最初から、リーダーになれるのでは
ありません。
一人ではリーダーになれないのです。
結果的に、
人を巻き込むことで、
リーダーはリーダーになるのです。
結局、
リーダーが目指す先に
希望を感じることができるのか?
ということだと思うのです。
では、どうしたら、
希望を感じてもらえるのか?
リーダーに必要なものは何か?
それは明日のブログで
書こうと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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