最近思うことは、
言い方は大事だ!ということです。
同じことを言うとしても
言い方によって
相手を傷つけたり、
怒らせることがあります。
そもそも、
どうしてこのようなことが
起こるのか?というと・・・
それは、
思考のタイプの違いです。
いつもブログで紹介している
「効き脳」の違いです。
「効き脳」について
簡単に説明すると・・・
思考のパターンは
4つに分けることができます。
それぞれの機能を分けると
A:論理的、理性的
B:堅実的、計画的
C:感覚的、友好的
D:冒険的、創造的
の4つに分けることができます。
図で示すと、こんな感じです。
図で見ると分かりやすいのですが、
対角線上で相性が悪い
と言われています。
特に相性が悪いのは、
A(論理的)とC(友好的)です。
A(論理的)の人は、
論理的に話すので、
直接的な表現になります。
問題点をズバズバ指摘します。
A(論理的)の人にしてみると
問題解決をしてあげている
つもりになっています。
これが、C(友好的)の人には
責められているように感じます。
A(論理的)の人が、
良かれと思って言ったことが
逆効果になります。
C(友好的)の人は、
人の気持ちを考える人なので、
感情的に考えます。
感情的になると、
論理的に考えられなくなるので、
何も言っても理解しようとしません。
言っている内容よりも
言い方に不満を感じます。
そのため、
C(友好的)の人と話をする時は、
共感から入る必要があります。
日ごろの感謝とか
頑張っていることを承認した上で
相手の問題点について
話す必要があります。
A(論理的)の人にとっては、
まどろっこしく感じるかもしれません。
しかし、結局のところ、
相手に伝わらないと
問題は解決しないので
相手に合わせる伝え方を身に付ける
必要があります。
努力するのは
A(論理的)の人だけではありません。
C(友好的)の人も、話す時に
気を付けて欲しいことがあります。
C(友好的)の人は、
相手の気持ちを気にしすぎます。
そのため、
思ったことをハッキリ言いません。
ハッキリ言わない割に
分かって欲しいと思うのです。
察して欲しい!と思うのです。
でも、それは無理な話です。
自分の思ったことを
ハッキリ言わないと
相手に伝わりません。
ただ、C(友好的)の人は、
論理的に自分の思ったことを
言葉にするのが苦手だったりします。
そこは、
苦手でも言語化する必要が
あります。
結局のところ、
A(論理的)の人は、
相手の気持ちを汲むことが苦手だし、
C(友好的)の人は、
思ったことを言語化するのが苦手です。
つまり、
A(論理的)の人とC(友好的)の人が
コミュニケーションを取る時に
お互いが苦手なことをしている
ということを理解することが
大事だと思うのです。
だからこそ、
相手に求めて過ぎないことが
大事です。
とはいえ、
合わないものは合わないわけで、
そこを乗り越えるには共通の目的を
持つしかありません。
私がコンサルティングで
大事だと思っているのは、
まずは共通の目的を持つことです。
逆に言うと、
その共通の目的さえ明確になれば
何とかなると考えています。
共通の目的を達成するために
コミュニケーションをとって
協力することが組織を変えます。
私が変えるのではなく、
プロジェクトに参加している皆さんが
少しづつ変わるのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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