偉い人にはそれがわからんのです

こころのところ、
安倍前首相も菅首相も、
つまづいています。

安倍前首相は、
桜を見る会の前夜祭の
費用補填問題で虚偽答弁が
あったとされています。

また、菅首相は、
大人数での会食を避けることを
要請する立場にありながら、
8人で会食していたことについて
批判を受けています。

政治家としては
結果を出すことが大事ですから、
正直、こんな些細な問題で、
評価されるべきではないと
思っています。

お二人とも、
こんなに国に尽くしているのに
どうして「こんなこと」で
批判されないといけないのか？
と思っているのだと思います。

しかし、
マスコミを中心に
批判の声が収まりそうもなく、
支持率も下がっています。

支持率が下がってしまうと
信頼を失うので、
思い切った手を打つことはできません。

思い切った手を打つことができないと
経済対策もコロナ対策も
成果を上げることができません。

手を打ったところで、
誰もそれに従わないからです。

すると、
結果が出ないので
本当の意味で支持率が下がります。

これでは、
政治家として評価されません。

上に立ている者は
常に見られているのです。

「こんなこと」を疎かにすると、
「こんなこと」でつまづくのです。

だから、上に立つ人間には
「こんなこと」が大事なんです。

偉い人にはそれがわからんのです。

星野リゾートの星野さんは、
新幹線のグリーン車には
乗らないそうです。

グリーン車ぐらい乗っても
良いんじゃないか？
と思いますがそこは徹底してします。

良いか悪いかは別として
星野さんは「人」というものを
よく分かっているのだと思います。

人には妬みがあります。

他人の幸せや長所を
自分と比べて
強くうらやんで憎むことがあります。

だから、比較しやすいことで
差をつけたら、妬まれやすくなります。

だから、あえて、
グリーン車に乗らない！
ということをしているのだと思います。

「こんなこと」と言うのは
社長の目線です。

大事なのは、社員から
どう見えているのか？です。

社員からすると、
社長は常に現場のことが分かっていない
と思っています。

それはある意味当たり前で、
社員も経営のことが分かっていません。

しかし、だからこそ、
社長が社員に配慮することで、
お互い様という風になるのだと
思います。

できる社長ほど、
「こんなこと」を大事にしている
ように思います。

まず理解に徹し、そして理解される
ことが大事ですから・・・

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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