どこまで考えればよいのか?

先日の大学入学共通テストで
マスクで鼻を覆うよう注意された
にもかかわらず従わなかった受験生が
失格になりました。

 

ニュースを良く読んでみると
6回も注意されていて
失格になるとの最終通告もされていて
さらに、その後、トイレに立てこもって
午後10時に逮捕されたということが
分かりました。

 

失格もやむを得ないと思います。

 

その一方で、一部には、
対応が杓子定規すぎるのではないか?
という批判もあります。

 

確かに人生を左右する試験で
鼻を出しているだけで、
失格にするのはやりすぎな感じもします。

 

そんな風に考えるのは、
私が常に人と人が違うといことを
考えていて、
わりと柔軟に考える方だからと思います。

 

今回、指示に従わなかった受験生には
その人なりの理由はあったと
思うのです。

 

また、飛沫防止の観点から言うと
口をふさいでおけばよいわけで
鼻は関係ないように思います。

 

そんなことを考えていると
キリがないのですが、
こんな場合にどう考えればよいのか?
というと・・・

 

背景を考えればよいのです。

 

今回、そもそも、
試験を行っているわけです。

 

試験というのは選抜です。

 

点数によって大学に入れるか?
が決まります。

 

1点でも足りなければ、
合格できません。

 

つまり、ふるいにかけるために
やっているのです。

 

だから、
ルールに従えない人を
失格にするのはやむを得ない
と思うのです。

 

※個別の事情には配慮があります。
https://www.dnc.ac.jp/kyotsu/shiken_jouhou/R3_hairyo_.html

 

このように背景から考える思考を
トリプルループと言います。

 

以前もブログに書きましたが、
思考には3つの思考があります。

 

「シングルループ」思考
物事に「適切に取り組んで」いるか?

 

やっていることが
良いのか?悪いのか?という
表面的な考え方です。

 

「ダブルループ」思考
「適切な物事」に取り組んでいるか?

 

何を根拠に判断をしたのか?
というルールや仕組みにもとづいた
冷静な考え方です。

 

「トリプルループ」思考
何が適切で、何が適切でないかについて、
「どのように判断している」のか?

 

その判断は適切なんだろうか?
という背景を含めて考える
より深い考え方です。

 

シングルループの思考だと
どうしても感情的になってしまいます。

 

ダブルループの思考も
冷静に考えられていますが、
杓子定規になりがちで
個別の要素が抜け落ちがちになります。

 

その点、
トリプルループの思考だと
ルールも仕組みも
個別の要素も考慮に入れて考えるので、
より適切な判断が出来ると思うのです。

 

これはいつも言っている
「ルービックキューブ」の話です。

 

人はどうやっても
ルービックキューブの三面しか
見ることができません。

 

見えない面が必ずあることを
頭に置いておきながら
判断することが大事なのです。

 

実は、それが「対話」をする上で
大事なことです。

 

人と人が違うという中で
どうやってチームをまとめていくか?が
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今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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