ビジョンを語ればいいというものではない!

昨日から通常国会が始まりました。

 

菅首相は施政方針演説の中で
新型コロナウイルス対策について

一日も早く収束させる。
この闘いの最前線に立ち、
難局を乗り越えていく決意だ

と語りました。

 

さらに、
オリンピックについては

人類が新型コロナに打ち勝った証し
とするため、
大会を実現するとの決意のもと、
準備を進める

と語りました。

 

ようやく菅首相から
ビジョンを聞くことができました.

 

やはり、トップは、
ビジョンを語らなければ、
組織をマネジメントすることは
できません。

 

でも、どうでしょう?

 

不思議と響いてきません。

 

なぜか?と言うと・・・

 

菅首相の「ビジョン」を聞いても
映像で伝わってこないからです。

 

日本各地で
緊急事態宣言が発出されていて
世界中でロックダウンが行われたり
多くの方が亡くなったりしています。

 

この状況で、
オリンピックが開催している
イメージが出来るでしょうか?

 

私にはイメージ出来ません。

 

イメージできないビジョンを
聞いても、ワクワクしません。

 

ワクワクしないビジョンは、
意味がありません。

 

ビジョンが大事なのは、
行動につながるからです。

 

行動につながるから成果が出ます。

 

「ビジョン」とは
そういうものなのです。

 

行動したくなる「ビジョン」でなければ
「ビジョン」ではないのです。

 

それなのに、
イメージできないビジョンを語っても
失笑を買うだけです。

 

だから、イメージができない時は、
無理にビジョンを語らなくて
よいと思っています。

 

こういうことって
組織でも個人でもあると思います。

 

つまり、
何をやっても上手く行かなくて
ビジョンがイメージできない時です。

 

そんな時は
どうしたらよいのでしょうか?

そんな時は・・・

 

出来ることを確実にやることです。

ビジョンがイメージできない時は

 

自分をコントロールできなくなっています。

 

つまり、自信を失っています。

 

自信を失っている時は、
大きなチャレンジは上手く行きません。

 

自分を信じていなければ
谷はくぐれません。

 

だから、まずは、小さなことでも
出来るようにすることが大事です。

 

自分でやると決めたことを
自分でやり切るということです。

 

それができると、
自分がコントロールできている
と思うことができます。

 

今の自分をコントロールできれば、
未来の自分もコントールできると
思えるようになります。

 

つまり、「ビジョン」を
イメージできるようになります。

 

だから、上手く行かない時こそ
大きなことはできませんが、
小さなことからコツコツと
が大事なのです。

 

余談ですが、
菅首相はどう言えばよかったのでしょうか?

 

「形を変えてでも、規模を縮小してでも
オリンピックをやる!」
と言えば、少しはイメージできたと
思います。

 

しかし、これでもし、
オリンピックが中止になったら、
大きく信用を失うことになるのではないか?
と心配になります。

 

だから、リーダーがやると決めたら、
何があってもやり遂げないといけないのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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