昨日もブログに書きましたが、
国や地方自治体がやっていることが
チグハグというか、
遅いような気がしてなりません。
オリンピック・パラリンピックを
開催したいなら、
もっと徹底的な感染防止対策を
するべきです。
インドで起こっている
「二重変異株」の大流行のニュースも
4月中旬ぐらいから言われていたのに
入国制限をしたのが5月1日・・・
ダイアモンド・プリンセス号の時に
対応の遅さを痛感し、
今、大阪で猛威を振るっている
英国型も水際で防げなかったのに
また同じ轍を踏んでいるように思います。
空港検疫の現場では、
危機感を持っているはずなんです。
自分も感染したくないでしょうから・・・
変異株の増加を前に
現場では、
絶対に入国させない方がいい!
と考えていると思うのです。
しかし、現場の人たちは、
入国制限を決める権限はありません。
だから、ルールが変わらない限り、
まずい!と思いながらも、
入国を認めるしかないのだと思います。
これを解決するには、
現場に権限を委譲して、
現場で判断できるようにするしか
ありません。
で、問題は、
現場に判断できる能力があるのか?
ということです。
難しいような気がします。
というのは、
実際に入国制限をしようと
思ったら・・・
変異株に関する
科学的な検証が必要になります。
感覚や感情だけで
判断することはできません。
また、相手国とのやり取りをする
必要があります。
外交手続きもあると思うので、
現場でできるような話ではありません。
そうなると、
判断して実行するとなると、
相当の教育をする必要があります。
今回の事例で、
現場が判断してできる必要があるのか?
という議論は別にして、
現場で判断できるようにするというのは
そういうことです。
つまり、
ある日突然、任せようと思っても、
任せられないのです。
任せようとしたら、
それなりに段階を踏む必要があります。
だから、教育計画が必要です。
何から教えて、
何から任せて、
できるようにするのか?
計画的に教えない限り、
今のままではできるようになりません。
さらに、それと同時に
ルールも必要になります。
何を基準に判断をするのか?
誰に報告して、誰が判断するのか?
どのように実行するのか?
結局「しくみ」です。
これは、職場も一緒です。
もし、
どうしてこんな簡単なことができないの?
と思うのであれば、
それは・・・
「教育」と「ルール」が足りないのです。
今回の事例では、
入国制限の判断は難しくても、
せめて、一定期間の拘束が
できるようにするとか、
現場ができることを増やすべきだ
と思うのです。
結局、「しくみ」がないのは、
「しくみ」を作ろうと思わないからです。
しかし、「しくみ」を作るには
コストがかかります。
そこにコストがかけられるか?
それは、結局のところ、「選択」の問題です。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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