会社と社長を切り離す

GW中にエヴァンゲリオンの劇場版を
まとめてみました。

 

序・破・Q・シン

 

コミックもTVシリーズも映画も、
タイミングが合わなかったのか?
エヴァンゲリオンは、
観たことがありませんでした。

 

しかし、GW中に
NHKのプロフェッショナル
仕事の流儀で、
監督の庵野秀明さんが
取り上げてられていているの
を見てから、一気に惹かれました。

 

NHKスペシャルは、
NHKプラスに登録すれば、
1週間分をさかのぼり視聴できます。

 

庵野さんの番組は
本日中だと思いますが、
観ることができると思います。

 

NHKプラスの手続きはコチラです。
https://plus.nhk.jp/info/id/

 

プロフェッショナル
仕事の流儀での
庵野さんの言葉で
印象に残っている言葉があります。

 

私を撮らないで!

 

自分が中心ではないのだと言います。

 

みんなに動いてもらうことで
作品を作っているのだと言います。

 

その理由は、
自分で作ったら、
自分以上のものはできないから・・・

 

今までと同じものであれば、
面白くない・・・

 

今の自分を越えようとしている
のを感じました。

 

今までの自分を否定することで
新しいものを作ろうとしています。

 

アニメ界の巨匠・宮崎駿監督は
「庵野は血を流しながら映画を作る」
と言っているそうです。

 

なぜ、そこまでのことができるのか?

 

『作品至上主義』

 

自分が中心にいるわけではなくて
中心にいるのは作品

 

作品にとって何がいいのか?

 

自分の命よりも作品の方が上

 

だから、作品のためには、
妥協はしない・・・

 

面白くなければ、
作り上げたものを平気で壊す・・・

 

我がままのように見えるけど
自分のためにやっているのではなく、
作品のためにやっているので、
みんながついていく・・・

 

監督から厳しいことを言われても
スタッフは受け入れます。

 

すべては、作品のために・・・

 

庵野監督は言います。

 

作品ができた時に
やってよかったな!という気持ちを
持ってもらう

それしか返すものはない

 

仕事って、これだな!
と思うのです。

 

一緒に仕事をしていて
一緒に仕事ができてよかった!
と言ってもらうこと

 

それって、
結局、自分のために
仕事をしたということです。

 

それは、
監督のために
仕事をしたのではなく、
自分のために仕事をした
ということです。

 

そう言ってもらうためには
どうしたらよいのか?

 

「作品」と「監督」を切り離すこと

 

だから、
「私を撮らないで!」
と言っていたのです。

 

これは、会社でいうと、
会社と社長を切り離すということです。

 

社長のやりたいこととやっても
誰もついてきません。

 

人は自分のやりたいことしか
やりません。

 

だから、
共通のビジョンである
『いい作品を作る!』
ということを一緒に目指すんです。

 

それを庵野監督は、
それを必死になってやっていた
ように見えました。

 

しかし、作品が面白くなければ
その批判はすべて自分に向けられます・・・

 

だけど、「作品」と「監督」を切り離す

 

まさに、覚悟しかありません。

 

その闘う姿にしびれました。

 

実は、個人的なことを言うと、
GW前は、仕事が楽しくなくなって
いました。

 

なんか、同じことの繰り返しを
やっているような気がして・・・

 

でも、庵野監督の闘っている姿を見て、
ようやく、やる気になってきました!

 

私も新しいものを作ってみよう!

 

そう思えました。

 

最後に・・・

 

「プロフェッショナルとは?」
という質問に対して、
庵野監督は答えませんでした。

 

それは、
当たり前のことをしているだけだと
本人が思っているからだと思います。

 

いや~久しぶりにしびれました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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