デジタル庁を作っても問題は解決しない

ワクチン接種が始めったようで
私の周りでも接種する方が
増えてきました。

 

そんなの中、ネットに
ワクチン接種の記録システムに
不備があり使えない!
という記事がアップされていました。

 

VRSというシステムで、
何人が、いつ、何回目の接種を
受けたのか?など、
全国の接種状況をリアルタイムで
把握できるシステムだそうです。

 

タブレット端末で
読み取りを行うそうですが、
なかなか読み取れないのだそうです。

 

その理由は・・・

 

読み取るのは、
バーコードではなく、
その下にある18桁の数字だそうです。

 

あまりに読み取れないので、
接種した際に読み取りを行わず
持ち帰って作業をしている自治体も
あるそうです。

 

もともとは、
OCR(数字)で読み取る仕様でしたが、
政府がバーコードも必要ということで
併記することで混乱が広がったようです。

 

バーコードが当たり前の時代に、
なぜ、OCR(数字)を読む込む仕様にしたのか?
興味があったので、記事を読んでみました。

 

すると・・・

 

厚生労働省が
ワクチン接種について作った
自治体向けの手引きの中で、
接種券にバーコードを印字するのは
任意としていたことでした。

 

そのため、バーコードが使えず、
すべての自治体で共通して使われている
18桁の数字を読み取る形になったそうです。

 

となると、
接種券にバーコードの印字を
義務付けなった厚生労働省の問題です。

 

しかし、
厚生労働省は、
手引きを作った時点で、
こうなることを予測できなかった
と思います。

 

デジタル庁が発足することになって、
このような問題が解決されることが
期待されています。

 

しかし、
今回の問題は・・・

 

厚生労働省の人が
ワクチン接種の手引きを作る段階で
バーコードが絶対に必要だ!と
思えるようにならないと解決しません。

 

だとすると、
新たに組織を作ることも大事ですが、
現状、ルールを作る人たちが、
デジタルを理解することが必要です。

 

しかし、教育には時間がかかります。

 

では、どうしたらよいのか?

 

それぞれの知識やスキルを持った人が
チームで問題解決にあたればいのです。

 

つまり、
厚生労働省の人と
デジタル庁の人が一つのチームで
問題解決にあたることが必要です。

 

しかし、
歴史ある厚生労働省と
新しいデジタル庁で上手くいくとは思えません。

 

今までの組織作りは、
価値観の合う人をいかにそろえるか?
という観点で進めてきました。

 

しかし、
これからの時代は、
価値観の違う人が、
それぞれの強みを活かして、
複雑な問題を解決できるのか?
という観点に変わってきています。

 

新しい組織を作るだけではなく、
案件ごとにどうやってチームを作るのか?が
大事になってきているのです。

 

まさに、
チームビルディングが求められています!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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