国際オリンピック委員会の
トーマス・バッハ会長が
銀座でブラブラしていたことが
話題になっています。
バッハ会長が“銀ブラ”不要不急?目的は…
https://news.yahoo.co.jp/articles/b8f745fb3a3500b44a983fca94d8f0eb9d7a22cc
選手や大会関係者に対して、
感染防止対策ルールを定めた
「プレイブック」では、
観光やレストランへの外出を禁じています。
バッハ会長本人も
オリンピック開催前に
選手や大会関係者に対して、
「世界の目はわれわれに向けられ、
全ての行動が注意深く見られている」
と訴えていました。
オリンピックが無事に終わって
気が緩んだのでしょうか?
会長自ら、
「プレイブック」に反した行動を
とってしまいました。
こんなんことでいいのでしょうか?
実は、人によって、
ルールに対する考え方が違います。
チームビルディングの研修の中で
ゲームをするのですが、
ルールを説明しているにもかかわらず、
ルールを破る人がいます。
誰だと思いますか?
社長さんです。
例えば、話してはいけないという
ルールだとすると、
真っ先に話し出すのは社長さんです。
良いか悪いかを言っているのでは
ありません。
これが経営者と社員の違いです。
ルールに対する考え方が違います。
経営者はルールを作る側です。
社員はルールを守る側です。
作る側は簡単にルールを壊します。
なぜなら、
ルールは目的を達成するための手段であり、
ルールを守るのが目的ではないからです。
「プレイブック」は、
安全で安心な大会を実現するために
作成されたものです。
オリンピックが無事に終わった今、
バッハ会長にとっては、
ルールを守る目的がありません。
バッハ会長は銀ブラ中に
周りの人に手を振ったり、
記念撮影に応じたりしていたので
ルールを破っている感覚はないと思います。
つまり、無意識です。
だから、怖いのです。
社員はルールを守ろうとするため、
常にルールを意識しています。
しかし、
経営者は目的が達成していれば、
ルールを忘れます。
言っていること(ルールを守れ!)と
やっていることが一致しません。
そうなると、社員から、
信用をなくし、信頼もなくします。
ただ、
社員の方に、わかって欲しいのは、
大事なことは目的を達成することです。
ルールを守ることも大事です。
しかし、
目的を達成しないことには、
経営者は責任を果たしたとは言えません。
だから、
経営者は、時として、
ルールを守ることよりも
目的を達成することを優先します。
それはそれでやむを得ないと思うのです。
ただ、その目的は、
会社全体のためである必要があります。
その目的が、自分のためだけなら、
やはり、信頼を失うことになります。
と、耳の痛い話を
自戒を込めて書きました。
気を付けたいですね!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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