反省ばかりで組織は良くなるのか?

テレビ局のスタッフが
東京五輪の閉会式終了後、
翌朝4時までドンチャン騒ぎをした上、
女性社員が雑居ビル2階から転落し、
大ケガを負った!
というニュースが話題になっています。

 

さんざんワイドショー番組で、
飲み会に参加していた
官僚を批判したり、
食事会をしていた
政治家を叩いていたのに、
「お宅の社員は何やってんの!」
という批判があがっています。

 

ワイドショー番組としては、
ブーメランが突き刺さった!感じで
面目が立たない話だと思います。

 

ワイドショー番組の
コメンテーターとしては
平謝りしかないと思います。

 

たしかに、
あってはならない不祥事ですが、
組織ってそんなものではないか?
と思うのです。

 

組織と言っても、
別に組織があるわけではなくて
人の集まりです。

 

人と人が違うということは
様々な人が組織にいるということです。

 

ルールを守れる人もいれば、
ルールを守れない人もいます。

 

上手くできていない人を取り上げて
組織全体ができていないと
批判したところで、そんなもんです。

 

そんな完璧な人はいません。

 

そんな完璧な組織もありません。

 

結局、人が生きていれば、
傷の一つや二つはあると思うのです。

 

相手に厳しくすれば、
自分にも厳しくならざるを得ません。

 

そうなると、
自分も完璧ではないから、
厳しい評価にさらされます。

 

厳しい評価にさらされると、
自信がなくなります。

 

いつもビクビクしていないと
いけなくなる・・・

 

今回のオリンピックの運営も、
国内よりも海外から高い評価を
もらっています。

 

うまく行かなったことも
たくさんあると思いますが、
上手くいったこともたくさんあるのです。

 

もちろん、自画自賛で、
勘違いするのは良くないですが、
もっと良かったことに
スポットを当ててもよいと思うのです。

 

スキャンダルばかりでは、
みんなが疲弊します。

 

それは、会社も同じです。

 

社長さんにお話を聞くと、
会社の良くない話ばかりが
でてくることがあります。

 

でも、良いところを聞くと、
それはそれで沢山でてきます。

 

大事なことは、
会社を発展させて、
社員の生活を豊かにすることです。

 

そのためには
どんなことがあっても
前に進んで行かなければなりません。

 

その前に進める力は、
「良いところ」(強み)からしか
生まれません。

 

反省から学習することはできます。

 

しかし、反省からは
前に進む力は生まれません。

 

反省から学ぶべきところは学び、
「良いところ」(強み)を活かして
前に進むしかないのです。

 

そのためには、
スキャンダル探しではなくて、
どうなったらよいのか?という
「ビジョン」を掲げることが必要です。

 

みんなが「それやりましょうよ!」
と言って動きたくなるような
「ビジョン」が必要です。

 

人はやりたいことしかやりません。

 

結局、やりたい事がないと、
チームは前に進まないのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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