兵庫県明石市の泉市長が、
県のイベントで
業者や司会者を恫喝したとして、
兵庫県から「非人道的な行為」など
と強い抗議を受けたそうです。
泉市長と言えば、2年前にも、
国道の拡幅工事をめぐって
担当職員に
「火つけて捕まってこい」などと
命じたことが問題になって、
一度辞職したことがあります。
泉市長は、恫喝に当たらないと
反論をしているそうです。
兵庫県が言っていることが
本当なのか?
泉市長が言っていることが
本当なのか?
その場にいない私には分かりません。
ただ、泉市長は、
発言の一部を認めていますし、
「声が大きい」と言われれば、
そうかもしれないと認めています。
泉市長にその気がなくても、
恫喝と感じさせてしまったのだと
思います。
パワハラの難しいところは、
本人にその気がなくても、
相手がパワハラだと感じたら、
パワハラ問題になるということです。
結局、言い方の問題です。
だから、パワハラ問題を
解決しようと思ったら、
何も言わなければ良いのです。
しかし、
何も言わずに仕事はできないので
結局、パワハラは起きてしまいます。
では、パワハラは治らないのか?
今回は、そのことについて書いてみたいと思います。
そもそもパワハラとは・・・
同じ職場で働く者に対して
職務上の地位や人間関係などの
職場内の優位性を背景に
業務の適正な範囲を超えて
精神的・身体的苦痛を与える
または職場環境を悪化させる行為
をいいます。
だから、
偉い人や優位に立っている人は、
パワハラを起こしやすくなります。
私がパワハラ研修で伝えるのは、
歩行者と車が交通事故を起こしたら、
車が悪くなるのと同じだ
ということです。
車は凶器にもなりえます。
でも、車は便利だから、
使わざるを得ません。
だから、その扱いについて、
ルールがあって、
事故を起こさないように
注意を払います。
同じように
管理職は職場で人事権を振います。
人事権は凶器にもなります。
でも、仕事だから、
人事権を使わざるを得ません。
だから、その扱いに、
注意をする必要があります。
車と違うのは、
その扱いを学ばなくても
管理職になれるということです。
では、何を学べばよいのか?
というと・・・
まずは、
人と人は違うということです。
自分と他人は違うのです。
自分と他人は違うから、
自分のことを尊重して欲しいなら
他人のことも尊重しなければなりません。
今回の泉市長は恫喝だと言われて、
恫喝ではない!普通に言ったつもりだ!
と反論をしています。
相手を尊重することができれば、
そう感じさせたところがあるなら
お詫びしますが、
自分には恫喝する意図はなかった。
という言い方になると思います。
相手を尊重できない限り、
また同じような問題が起きます。
これは、ルールなので、
相手を尊重できなければ、
免許を取り上げられることになります。
いくら便利だからと言って、
事故を起こしているドライバーに
運転を続けさせるわけにいかないのです。
結局、ルールに従うか?
ルールを従わないのか?
結局、それは本人の選択です。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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