うまくいっていなくてもいいんです!

以前、ブログで、
オミクロン株が感染拡大しているのに
どうして入国制限をしないのだろう?
というブログを書きました。

 

各国が入国制限している中で
日本は10日間の隔離をするということで
中途半端ではないか?という
批判をしました。

 

「競争している限り問題は解決しない」

競争している限り問題は解決しない

 

そんなことを書いた日に
日本政府も入国制限をしました。

 

なんだ!早いじゃないか!
なんてと思っていたら、
海外にいる日本人が帰国できなくなる
ということで、
その後、入国制限を撤回しました。

 

これに対して、
日本政府のやっていることは
ブレている!
なんて批判も聞こえてきます。

 

遅ければ遅い批判し、
早ければ早いで拙速だと批判する。

 

それは、あんまりだと思うのです。

 

たしかに、
今から考えれば、
いきなり入国制限をしたら、
帰国できない日本人がいることは
わかります。

 

しかし、あの時は、
帰国できない日本人が出るなんて
思いませんでした。

 

今回、実際に、
帰国できない日本人が出ることを
知ることで、
いきなり入国制限は無理だ!
ということが理解できました。

 

私も、ブログで、
入国制限すべき!と主張をしましたが
事情がわかれば主張を取り下げます。

 

結局、批判しているのって、
わかっていないからということが
多いのです。

 

職場でも、
同じようなことが起こっています。

 

製造業などでよくあるのは、
営業部が取ってきた仕事を
製造部が作ってくれない!
というようなことです。

 

営業部からすると、
必死な思いで受注してきたのに
製造部にしてみると、
このタイミングで製造量が増えたら
品質を保てない・・・

 

これって、結局、
お互いの立場が分かっていないから
起こる問題です。

 

では、どうしたらよいのか?
というと・・・

 

話し合うしかないのです。

 

受注先にお願いして納期を遅らせる?
少し無理をしてでも製造をするか?

 

本来なら、
営業部が製造部のスケジュールを
把握していたり、
製造部が会社の予算を把握していれば
回避できたことかもしれません。

 

しかし、問題と言うのは、
言うほど簡単に予測できません。

 

結局、やってみてわかることが
多いのです。

 

そう考えると、
対立をネガティブに
捉えるのではなくて、
むしろ、より良くなるチャンスだと
捉える方が、建設的です。

 

むしろ、対立がない限り、
お互いを理解することはできません。

 

まずは、やってみる
そして、うまく行かなければ変える
そして、変えることを批判しない

ただ、こんな話をすると、
変わることに対して批判する人が
でてきます。

 

そうなる前に適切に判断できないのか?
という批判です。

 

たしかに、
批判したい気持ちもわかるのですが、
残念ながら、最初から、
適切な判断ができるレベルにない
ということなのです。

 

批判をしていても、
そのレベルが上がるなら、
批判してもよいと思います。

 

しかし、共に乗り越えることで、
初めて、そのレベルが上がるのです。

 

だから、批判も良いのですが、
いかにして乗り越えるか?を考えることが
批判をしなくても良くなることに
つながります。

 

結局、できることしかできません。

 

しかし、それをやり続けていれば、
できることのレベルが上がっていくのです。

 

だから、うまくいっていない
と思うことがあるかもしれませんが、
実は、レベルが上がっているということが
あるのです。

 

あきらめないで、やり続けるしかない
ということなんです!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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