今日は日曜日なので、
好きなお話をしたいと思います。
私としては意外なことに
テスラについてブログが好評で
メルマガの読者の方から
「楽しみにしています!」
なんて声をいただきます。
テスラの話なら
いくらでも書けるので、
今後、ネタに困りがちな日曜日に
ときどき、書いてみようと思います。
テスラはポチっと車を買います。
ホームページで
自分の欲しいグレードや
ボディーの色や
内装の色、タイヤのサイズを
選んでポチリます。
Model 3
https://www.tesla.com/ja_jp/model3
その時は、
申込み金の15,000円だけ
その後、テスラの担当者の方から
連絡があって支払方法を決めます。
こんな感じなので、
日本車で良くありがちな
値引き交渉というものがありません。
乗り換えの場合、
今乗っている車の下取りもありますが、
テスラの担当者からは、
他で買い取ってもらったほうが
高いと思いますよ!
とさえ言われます。
そして、驚くべきことに、
車の値段が時価です。
つまり、時期によって
車の値段が変わります。
私が乗っている
エントリーグレードの
スタンダードレンジプラスは
2021年1月 5,110,000円
2021年2月 4,290,000円
その後、徐々に値上がりして
2021年12月 4,790,000円
その後、徐々に値上がりして
2022年5月 5,790,000円
2022年6月 5,964,000円
という具合です。
で、私がいつ買った?というと
2020年10月なので5,110,000円です。
その後、4ヶ月もしないうちに
80万円ほど、価格が下がりました。
なぜ、これほどに下がったのか?
というと・・・
それまでは、
アメリカのフリーモントで
製造していたのに、
上海に工場ができたので、
材料費が安くなったのと
輸送費が安くなったので、
値下げがありました。
その後、ジワジワ上がって、
今や、私が買った時より、
80万円以上高くなりました。
もっとも、
車も全く同じではなく、
バッテリーが改良されて
航続距離が伸びたり、
車のメインコンピューターが
最新のものになって
処理スピードが上がっています。
とはいえ、見た目では
ほとんど違いが分かりません。
それなのに、
1年半で80万円以上も
値上がりするって
日本車ではありません。
そういえば、
先日、マツダと三菱が、
今年の秋に3%の値上げをする
というニュースを見ました。
買う方からすれば
値上げはない方がよいですが、
マツダと三菱は、
今年の秋の値上げまで、
収益は改善しないままです。
しかも、
値上げの時期がわかっているので
値上げ前に注文が殺到して、
値上げ後には注文が減ります。
そうすると
収益の悪い車がたくさん売れて、
値上げした後の車が売れるのは
しばらく後になります。
つまり、
値上げによる収益改善は
さらに遅れます。
テスラの方は
値上げをすると販売台数は減る
でしょうが、
1台当たりの収益は確保できるので
売れば売るほど収益が悪化する
ことはなくなります。
日本メーカーとテスラとの
スピード感はこのように違います。
これができるのも、
ディーラー(販売店)制度ではなく
WEBによる直接販売だからです。
単に、効率的だから、
WEBで売っているだけでは
ないのです。
正直、テスラには、
サービス体制が悪いとか
修理に時間とお金がかかる
といった悪い面もあります。
しかし、
車のメーカーとして
ビジネスモデルを一新したことは
評価されべきことだと思います。
モノづくりやおもてなしも
大事なのですが、
そこだけにしがみついていると
時代に取り残されることに
なりはしないか?
と心配になります。
急に大きく変わることは
ありません。
変化が見えた時には
すでに変わっているのです。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
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