自分の問題だと思わないと解決しない

個人的に安倍元総理が亡くなったことが
思ったよりダメージになっています。

安倍さんという政治家を
守れなかったということが
残念でなりません。

そして、亡くなっても
なお批判されていることも
残念に思います。

ニュース番組で
「功罪をしっかり見なければ！」
などと言っているのを見ると
何を言っているのだろうか？
と思います。

功があれば罪もあるのです。

功もないのに罪があるなら問題です。

しかし、
何かを変えるというのは、
何かを捨てるということです。

当たり障りのないことをやっていれば
誰からも恨まれません。

しかし、
当たり障りのないことをしていても、
何も得られないのです。

みんなを幸せにはできません。

変えようとするから
恨まれるのです。

その究極の選択をするのが
政治家の役目です。

本人にしてみれは、
そんなの覚悟のうちです。

自分の命をかけて
日本を変えようとしたのです。

であればこそ、
我々は安倍さんという政治家を
守らなければならなかった
と思うのです。

ネットを見ていると
このような事件が起こる世の中に
したのは、安倍さん自身だ！
みたいな主張があります。

では、
自分達に責任はないのでしょうか？

それこそ、無責任だと思います。

いつも、コンサルティングで
お伝えしているのは、
問題は自分達の問題だと思わないと
100％解決しない
ということです。

会社に伺って、
会社の問題を出してもらうと
たくさん出てきます。

そこで、こんな質問をします。

この問題って
誰が解決するんですか？

すると・・・

「し～ん」となります。

そこで私はこう言います。

これは私たちの問題で、
私たちが解決しない限り解決しません。

それは、社長さんも同じです。

社員の問題を相談されますが、
それは社長の問題でもあります。

だから、問題を解決しようとしたら、
みんながちょっとづつ変わらないと
いけないのです。

この時に大事なことが３つあります。

１つ目は・・・

どうなったらよいのか？のゴールを
共有することです。

人はやりたい事しかしません。

目指すゴールがやりたいことでなければ
解決しようと思いません。

だから、自分がやりたいゴールに
する必要があります。

２つ目は・・・

何のためにやるのか？を明確にする
ということです。

先ほども書いたように
功もあれば罪もあります。

何かを変えるという時
良いことばかり、起こりません。

時に何かをあきらめ、
結果的に失うこともあるかも
しれません。

その時に、
何のためにやるのか？が
明確になっていないと
途中であきらめてしまします。

だから、何のためにやるのか？
を明確にしておく必要があります。

３つ目は・・・

人を責めないということです。

人を責めると自分の問題でなくなります。

しかし、自分の問題だと思わないと
問題は解決しません。

それはなぜか？というと
物事はすべてつながっているからです。

いつもブログに書いている
「ルービクキューブ理論」です。

自分の面は誰かの面とつながっています。

自分の面だけそろえても
いつまで経っても、
全ての面がそろいません。

だから、
自分の面だけそろえるのではなく

全体を見ながらそろえていく
必要があるのです。

だから、みんなの問題だと
認識するところから
スタートする必要があります。

問題解決をする時に
常にこの３つを意識ながら
取り掛かることが必要です。

結局、批判ばかりしている人に
問題解決はできないのです。

自分の問題だと思える人しか
問題解決はできないのです。

今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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