組織を変えた時に大事なこと

昨日、8月10日に、
岸田首相が内閣改造を受けて
記者会見をしました。

 

岸田首相は会見で、
内閣改造を行った理由について

政策断行により、
数十年に一度とも言われる
難局を突破するため

と説明しました。

 

当たり前の話ですが、
組織というものは、
やりたいことを実現するために
あります。

 

だとすると、
それぞれの大臣には
やりたいことを実現するための
目的が与えられます。

 

各大臣は、
その与えられた目的のために
「何をしたらよいのか?」
という目標が決まります。

 

目標が決まれば、
「どういう役割を果たせばいいのか?」
という役割が決まります。

 

その一方で、
大臣になった人にしてみれば
せっかく大臣になったのだから
やりたいことがあります。

 

問題は、大臣に命じた人と
大臣になった人のやりたいことが
ズレる(同じではない)ということです。

 

ズレる(同じではない)と
どうなるのか?というと・・・

 

無駄なことが多くなります。

 

本来は、
組織としてやりたいことをすべきなのに
個々がやりたいことをやったら、
力が分散されて、
組織としてやりたいことに
力が集中しなくなります。

 

結果として、
組織としてやりたいことが
実現できなくなります。

 

そうならないためには
どうしたらよいのか?

 

それは・・・

 

組織としてやりたいことと
個人としてやりたいことの
ズレを修正するということです。

 

人と人は違うので、
やりたいことがズレるのは
仕方がないことです。

 

ズレたら終わりか?というと
そんなことはありません。

 

むしろ、そこから始まるのです。

 

ここで必要なのは、
「対話のスキル」です。

 

対話とは・・・

 

自分の意見を伝える時に、
なぜそう思うのか?
という考えや背景も伝え、

 

相手の意見を聴く時に、
相手がなぜそう思うのか?
という考えや背景も理解しようとする

 

コミュニケーションです。

 

ズレ(同じでない)を
「対立」ととらえるのではなく
「違い」と認識して、

 

その「違い」を認めた上で、
率直に話し合うことで、
良い悪いの判断を越えて
新しい未来を創っていくことです。

 

目指している方向が同じである限り
そこには何かしら「共通の解」があるはずです。

 

その「共通の解」を見つけなければ、
やらされる方には、やらされ感が出てきます。

 

自分で決めれば自分事
他人が決めれば他人事

 

他人事で、良い仕事ができるはずが
ありません。

 

ましてや、
組織としてやりたいことが
実現するとは思えません。

 

だから、
トップとして、
組織を変えた時に大事なことは、
それぞれのリーダーと
対話をする時間を取るということです。

 

ほとんどのトップは
伝わっているだろう・・・と
思っていますが、伝わっていません。

 

それぞれのリーダーと
「共通の解」を見つけることに
時間を使う必要があるのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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