意思決定の文化を作る

ネットを見ていたら、
新型コロナウイルス感染症対策分科会
の会長の尾身さんの
インタビュー記事を見かけました。

 

尾身茂氏が苦言
「日本の政治には意思決定の文化が必要だ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/98684554f37fa81cce47d9448991f1be154f98d9?page=1

 

新型コロナウイルスが
落ち着いてきたからでしょうか?

 

それとも、
私がテレビを見ていない
からでしょうか?

 

久しぶりに尾身さんを
お見かけしたような気がします。

 

個人的には尾身さんは、
よい印象があって、
さん呼びさせていただきます。

 

その尾身さんが
面白いことを言っていました。

 

日本では、危機に際しての
『意思決定の文化』が
まだ確立されていない

 

『意思決定の文化』

 

意思決定が成果を生みます。

 

だから、
コンサルティングをする時に
意思決定をしてもらうことを
大切にしています。

 

人が成長するというのは、
適切な意思決定ができるようになる
ということだと思っています。

 

だから、
意思決定の精度を上げることが
人が成長するためには
大事なことです。

 

経営もマネジメントも
常に意思決定の連続です。

 

意思決定の結果が「今」です。

 

「今」が良ければ、
意思決定が適切だったことに
なりますし、

 

「今」が良くなければ、
意思決定がて適切でなかったことに
なります。

 

だから、
「今」が良くないのであれば、
あの時の意思決定が正しかったのか?
振り返ってみる必要があります。

 

では、どういう視点で
振り返ればよいのか?というと
これも尾身さんが
ヒントを与えてくれています。

 

尾身さんによると
政府において、危機に際する
意思決定の文化で大事なことは・・・

 

(1)情報分析
(2)リサーチ・クエスチョン(課題研究)と提案
(3)人的組織的ネットワーク
(4)意思決定と国民への説明
(5)政策実現のフォローアップ

 

だと言っていて、

 

特に尾身さんが大事だと言っているのは、
(4)意思決定と国民への説明
(5)政策実現のフォローアップ
です。

 

ちょっとわかりづらいですが、
会社経営に置き換えると、

 

(1)現状分析
(2)本当の問題は何か?という問い
(3)協力者は誰か?
(4)意思決定と社員への説明
(5)実施のためのフォローアップ

 

というところでしょうか?

 

だとすると、
尾身さんが大事だと言っているのは
(4)意思決定と社員への説明
(5)実施のためのフォローアップ
だというのです。

 

なるほど、
たしかに、意思決定そのものは、
当たることもあるし、
外れることもあります。

 

しかし、
(4)意思決定と社員への説明
(5)実施のためのフォローアップ
は、当たる当たらないに関係なく、
やろうと思えば、確実にできます。

 

つまり、
意思決定をしたのであれば、
決めたことを社員に説明して、
決まったことが実行できているのか?
フォローアップするまで、
必ず、やり切ることが大事だ!
ということです。

 

決めたがいいけど、
社員に説明しないし、放置しっぱなし
というのがいけない!
と尾身さんは言いたいのだと思います。

 

つまり、
意思決定したのであれば、
説明やフォローまで含めでやる!
という「意思決定の文化」を作ることが
大事だということなのだと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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