経営者は身分ではない

ビックモーターの話題が
テレビ等でひっきりなしに
報道されています。

 

マネジメントの問題なので、
興味もあるので、
つい見てしまいます。

 

いろいろ問題がありますが、
私が気になるのは、
息子さんの存在です。

 

記者会見には出席せず、
コメントを代読されただけで
表に出てきていません。

 

マスコミ等の取材によると、
機嫌を損ねるようなことをすると
すぐに降格させられるみたいな
話しがあって、
怖がられていたようです。

 

従業員などからは、
とにかく、評判がよくありません。

 

ビックモーターがおかしくなったのは、
この息子さんが実権を握るように
なってからだ・・・
なんて話も出ていますが、
どうなんでしょうね?

 

ただ、私が思うのは、
ここまで会社を大きくしたのですから
それはそれで優秀な方なんだと
思います。

 

これだけの会社を
二代目として引き継ぐのは
相当のプレッシャーだと思います。

 

結果を出さないと
周りはリーダーとして認めてくれません。

 

こんなに大きな会社ではないですが、
私も後継者だったので、
結果を出したいという気持ちは
分かります。

 

祖父の会社に入ったばかりの頃は
とにかく、結果を出すのに、
必死で、自分も頑張りましたし、
同じ頑張りを社員さんにも
求めていました。

 

ひどいことを言ったり、
気分で動いていることも
あったと思います。

 

そんな時、
地元の経営者の集まりがあって、
ある社長さんから
こんなことを言われました。

 

経営者は身分ではなく役割だから・・・

 

あの時、私は自分の力で
経営者になったわけでありません。

 

祖父の孫だったから
経営者の立場になっただけです。

 

私には実績も経験も能力も
ありませんでした。

 

ただ、気持ちだけはありました。

 

その気持ちを社員さんに
ぶつけていただけだと思います。

 

たしかに、人一倍働きました。

 

朝の5時から夜の12時まで
土日もなく、10連勤とか普通でした。

 

自分がこれだけやっているんだから、
社員に何を言っても許される
という感覚がなかったか?と言えば
嘘になります。

 

しかし、経営者だからといって
偉いわけではないのです。

 

立場上、結果を出す責任があるから
権限があるだけです。

 

それを勘違いして、
経営者だから何をやってもいい!
なんて思っていると、間違いを犯します。

 

経営者って、誰よりも働いているし、
権限もあるので、
社内の人は、面と向かって
問題を指摘するのは難しいです。

 

経営者として自信がないと
人はついてこないし、
勘違いしないをしないように
自分を省みないといけないし、
経営者でいることは、
言うほど簡単じゃないんです。

 

そういう意味で、
チームビルディングって、
共通のビジョンを達成するために
上下関係ではなく、
強みによって役割分担をしていくので、
勘違いしづらいやり方なんだと思います。

 

トップダウンのやり方を変えたいなら
チームビルディングがよいと思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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