組織改革は最初の3ヶ月が勝負!

日本大学の不祥事のあと
学長になった林真理子さんの
インタビューが記事になっていました。

 

林真理子が挑む
組織改革と人生の後半戦
https://news.yahoo.co.jp/articles/add37df1b203230e3e38a55416469407297f9ec2

 

日本大学のドン 田中元理事長が
脱税事件で逮捕され、
立て直しの白羽の矢が立てられた
林真理子さん

 

どのように立て直しているのか?
気になっていたので、
興味深く読みました。

 

当たり前のことを
当たり前にやるという
立て直しの王道を進めている
印象がありました。

 

言いたいことは言いたい人に
言うところから
立て直しは始まるのだと
思います。

 

以前の会議は根回し優先で
議論にならなかったそうですが、
今は、いろんな意見が出るように
なったそうです。

 

敵は2分でできるけど、
味方をつくるのは3ヶ月かかる

が信条だそうです。

 

本当にそうだと思います。

 

組織のコンサルティングを
していて思うことは、
人が変わるには3ヶ月かかる
ということです。

 

組織を変えるための
会議を開催しても、
最初から積極的になることは
ありません。

 

どこかで、
これは自分達のための会議だ
と思わない限り、
積極的にはなりません。

 

この時に大事なことは、
参加者をコントロールしないことです。

 

人はコントロールされたくない
という気持ちがあるので、
コンサルタント側が、
お膳立てすればするほど、
反発が起こります。

 

だから、私なんて、
会議なんていつやめてもいい
ぐらいの気持ちで臨みます。

 

もちろん、
会議をやめるということになったら
コンサルティングは失敗ですから
困ります。

 

困りますけど、
やらされ感で会議をやっても
組織は変わらないので、
結局、そのままやっても、
失敗に終わります。

 

だから、参加メンバーが
会議を続けることで組織がよくなる
と思えるようになることが大事です。

 

その見極めが3ヶ月だと思っています。

 

コンサルティングを始めて、
3ヶ月以内に会議がそうなっていないと
アプローチを変えたほうがよい
と思っています。

 

人はやりたいことしかやりません。

 

会議がそうなっていないのは、
参加メンバーがやりたいことが
できていないということです。

 

やりたいことをやる第一歩は、
会議の中で、
話したいことが話せている状態を
作ることです。

 

ただ、何でも話せばよいのではなく、
ある程度の方向性が必要です。

 

このインタビューの最後の方で
林理事長はこんなことを言っています。

 

本当に学生が勉強しやすい
いい大学になるよう邁進していきます

 

さすが作家さんだと思います。

 

こういう言葉選びが上手いな!
と思いました。

 

組織改革がうまくいくかどうか?は
組織のメンバーが
それイイね!と思えるような
方向性(ビジョン)をいかに示せるか?
だと思うのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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