どうすればチームに一体感が生まれるのか?

WBCで、
日本がアメリカを破り、
14年ぶりとなる優勝を果たしました。

 

昨日のメキシコ戦の時点で、
アメリカと戦えればよいぐらい
思っていましたが、
本当に勝つとは・・・

 

夢のようです。

 

そんな風に思っていたら
大谷選手の決勝戦前の円陣で
チームメイトに
こんな言葉をかけたそうです。

 

憧れるのはやめましょう。
野球やっていれば
誰しも聞いたことがあるような
選手たちがいると思うんですけど、
今日1日だけは憧れてしまったら
超えられないんで。
僕らは今日超えるために、
トップになるために来たんで。
今日1日だけは
彼らへの憧れを捨てて
勝つことだけを考えていきましょう!

 

そうなんですよね!

 

夢だと思っていたら、
夢のままなんですよね!

 

本当に実現しようと思ったら
夢を目標にする必要があります。

 

目標があいまいなままだと
やることも曖昧になります。

 

目標がハッキリするから
やるべきことが明確になるのです。

 

これは、組織になると、
より大きな問題になります。

 

人と人は違うので、
そもそも、夢と思っているのか?
目標と思っているのか?
人によって違います。

 

組織として目標を目指す時に
目標を夢だと思っている人がいたら
行動がぬるくなります。

 

夢に対する行動と
目標に対する行動は違います。

 

目標に対する行動は、
計画ですから、
明確でなければなりません。

 

計画が明確になるから、
役割が明確になり
それぞれに責任が生まれます。

 

責任が生まれて、
自分がやらなきゃと思えるから
自分事になるのです。

 

そういう意味で
大谷選手の言葉は、
チームに一体感を与えたと思います。

 

組織のコンサルティングをしていると、
「組織に一体感がない」
という相談をいただきます。

 

それって、関係性の問題だと
思われるかもしれません。

 

コミュニケーションを取れば
一体感が出ると思われるかもしれません。

 

しかし、一体感というのは・・・

 

その組織にいる一人ひとりが、
自分がその組織にとって
なくてはならない存在である
と思えるようになることです。

 

つまり、組織の中で
自分の役割が明確になることです。

 

では、どうしたら、
組織の中で
自分の役割が明確になるのか?
というと

 

組織の目標が何で、
その目標の達成のために
自分の強みを活かして
何をしたらよいのか?
が分かっていることです。

 

今回の侍ジャパンという
チームを見ていると、
この役割分担がうまくいっていた
ように思います。

 

これは何となくはこうはならない訳で
栗山監督の組織づくりが
上手だったのだと思います。

 

確かに、選手層は厚かったと思います。

 

しかし、優秀な人材を集めても
チームとして機能しません。

 

チームとして機能したのは、
組織づくりの技術があるからこそ
よいチームになったのです。

 

勝負は運に左右されますが、
組織づくりはやるべきことをやれば
上手くいくと思います。

 

組織づくりは目的ではありません。

 

しかし、
結果をコントロールできないのですから
その確率を上げるために
組織づくりをするしかないのだと
思っています。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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