毎月５～６回、
チームビルディングの勉強会や
打ち合わせのため、
品川に通っています。
品川には、
港南口と高輪口という
2つの出口があって、
高輪口の方です。
高輪口を出ると、
右手に大きなホテルがあります。
いや、正確には
「ありました」と言うべきです。
昔は、”ホテルパシフィック東京”
という名前で、
今は、”SHINAGAWA GOOS”という
地上30階、地下3階の建物でした。
”ホテルパシフィック東京”は、
1971年7月27日に
営業を開始したそうですから、
私とほぼ同じ年（52歳）です。
その大きな建物が取り壊されました。
2021年３月31日に
SHINAGAWA GOOSが閉館し、
2021年11月1日から
解体工事が始まりました。
最終的には、
2024年1月31日に
解体工事が終了するそうですが、
先日（2023年3月29日）に
品川に行った時には、
30階の建物部分が無くなっていました。
（かろうじて、左はしに、FRIDAY’Sの看板が見えます）
解体が始まった時は、
こんなに大きな建物をどうやって
なくすんだろう？
と思っていました。
しかし、何か、
特別な方法があるわけでなく
時間をかけて、
少しづつ壊しては
壊した部分を運び出すことでしか
無くすことはできないのです。
これは、組織を変えるのと同じ
だと思うのです。
コンサルタントに頼むと
一瞬で組織が変わるなんて思っていない
と思いますが、
そんな風に期待されているように
思うことがあります。
組織も建物と同じで、
リフォームなら
それほど時間はかかりません。
しかし、それだと、
構造そのものは変わらないので、
いずれ限界が来ます。
今まで出来なかったことを
できるようにしようと思ったら、
建物と同じで、組織を壊して、
作り直す必要があります。
つまり、
構造を変える必要があります。
組織の「構造」というのは、
組織にいる人の意思決定です。
組織の成果が上がらないのは、
その組織にいる人の意思決定が
適切でないからです。
社長さんからみて、
「どうしてこうなるかな？」と
思うことがあるともいます。
それは、社長さんが
イメージしているような
意思決定をメンバーがしてくれて
いないからです。
組織の「構造」を変えるというのは、
この意思決定を適切にできるように
することです。
意思決定を適切にできるようにするには、
何をもって適切とするのか？の
判断基準を学ぶことが必要です。
では、その判断基準は
どのように決まるのか？というと・・・
どうなりたいか？という
「ビジョン」と
なんのためにやるのか？という
「ミッション」と
何を大切にやるのか？という
「バリュー」です。
この３つを明確に示す必要があります。
ただ、
「ビジョン」「ミッション」「バリュー」
があれば、適切に判断できるのか？
というと、それは難しいです。
なぜなら、目の前の仕事と
「ビジョン」「ミッション」「バリュー」
がつながっていないからです。
そこをつなげるには、
目の前の仕事をやりながら、
「ビジョン」「ミッション」「バリュー」
を使って、意思決定をしながら、
適切に判断できるようになって
もらうしかありません。
いつも、ブログに書いている
人はやりながらでないと学べない
と言うことです。
この場合は、どうしたらいいの？
あの場合は、どうしたらいいの？
そういう話し合いを通して、
「ビジョン」「ミッション」「バリュー」
を使って、適切に判断ができる
ようになります。
ここに近道はなくて、
その判断する回数を増やして
適切にできるようになるまで
やるしかないのです。
それをコツコツやっていくことで
適切に意思決定できるメンバーが増え、
結果として、
組織の「構造」が変わるのです。
だから、
コツコツやろうとしない限り
いつまで経っても変わりません。
ある日、突然、
建物が建て変わっている！
なんてことがないのと同じで、
組織が急に変わるなんてないんです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
１ON１が上手くいくポイントをお伝えします！
私のチームビルディングの仲間が、
セミナーを行います！
部下のモティベーションがアップして
問題解決のために
自発的に行動するようになる
１ON１面談９ステップテンプレート
実践セミナー
何を部下に質問すれば
課題を解決できた場面をイメージできるようになるのか？
面談をどのような順番で進めれば、
部下が自主的に行動するようになるのか？
テンプレートを使って、お伝えします。
詳しくはコチラをご覧ください！
コメントを残す