先日、管理職の方から
こんな相談を受けました。
社長と部下の間に入って
板挟みになって辛いのですが、
どうしたらよいでしょうか?
社長は社長の立場で
こうあるべきだと言ってくるし、
部下は部下で
現実的な話をしてくると思います。
いつもブログに書いている
ルービックキューブの話で、
それぞれが見ている面が違うだけで
それぞれが正しいことを言っています。
そうなった時に、
管理職として、社長の立場に立つと
部下からは味方になってくれない
と言われるし・・・
逆に、部下の立場に立つと
社長から管理職の仕事をしていない
と言われてしまいます。
一体、私はどっちの味方についたら
よいのでしょうか?という話で、
どちらについても、
一方からは、裏切り者みたいに言われて
辛いのだそうです。
なるほど・・・
そもそも、どうして、こんな板挟みに
なっているのでしょうか?
それは、
人に寄り添いすぎているのです。
おそらく、
この管理職の方は
効き脳でいうと、
C脳(感覚・友好脳)が
高いのだと思います。
効き脳というのは、
思考のパターンです。
人の脳は、大きく分けて、
左右で2つ、内側と外側で2つで、
4つに分けることができる
と言われています。
それぞれの「脳」を分けると
A: 論理・理性脳
B: 計画・堅実脳
C: 感覚・友好脳
D: 全体・創造脳
の機能があります。
43問の質問に答えると
自分の効き脳が数値で分かります。
ちなみに、私の効き脳は
A( 論理・理性脳):73
B( 計画・堅実脳):25
C( 感覚・友好脳):75
D( 全体・創造脳):27
です。
C脳(感覚・友好脳)が高いので、
人の気持ちや
自分がどう見られているのか?
をキャッチすることができます。
だから、相手が期待する行動を
取ることができるので、
気が利く人とか、
空気を読める人と言われます。
その反面、人に気を遣いすぎて
言いわないことを選択することがあります。
これは
C脳(感覚・友好脳)が高い人の
特徴で、私も高いので、
相談いただいた管理職の方の気持ちが
痛いほどよく分かります。
私も経営者の方の話を聞いて
社員さんの話も聞くと、
どちらの話も正しいことを言っている
ように聞こえてきます。
では、私も板挟みになって、
どちらの味方もできないのか?というと
そんなことはありません。
では、経営者と社員の
どちらの味方をするのでしょうか?
答えは・・・
どちらの味方もしません。
私が味方するのは、
唯一、会社のビジョンです。
会社のビジョンに対して、
経営者も社員も
どれだけ離れているのか?
どれだけ近いのか?
をフィードバックするだけです。
それって、
ビジョンに基づいて考えたら、
ふさわしいのか?という話を
経営者の方にも社員さんにもする感じです。
私の強みは、
人に寄り添えることです。
それゆえに、
信頼をいただけているのだと思います。
しかし、その強みを発揮しすぎると
気を遣いすぎて、
厳しいことが言えなくなる…
だから、ダメか?というと、
そんなことはありません。
言えない私が厳しいことを言うからこそ、
聞いてもらえるのだと思います。
強み、弱みに良い悪いはありません。
大事なことは、強みと弱みを
どのように使いこなすか?ということ
なんです。
だからこそ、
強みと弱みを自覚して、
使いこなせるように
トレーニングをすることが
大事なのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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